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比較の文で
2つを比べてどちらの方が~ですか?と質問する場合、Which is older,A or B?などと聞きますね。人を比べる場合、WhichではなくWhoを使うのことが方が普通だと思いますが、 Which do you like better,A or B?の文の場合はどうですか?人の場合、やはり Who do you like better,A or B?ということになりますか?比較を勉強している中学生から質問されました。問題集の解答には Which となっていました。
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No. 1 の回答をした Shimo-py です。 再び書き込み失礼します。 回答に対し補足を付してくださいましたね。 それについてお答えします。 ◆お書きになった内容は「Which is taller,A or b?のような文章の場合、中学生の参考書などには人の時は Who にする事が多いとあります」とのことでした。 原則論として、たとえ人であろうと、こういう場合は which になります(こういうルールを規範文法といいます)。 正式な場での英語(たとえば礼儀正しい英語や学術論文などの英語)は、規範文法のルールに従うことが要求され、日本に限らず米英の学校でも、教育現場で教えるのはこの規範文法です。 一方、中学生の参考書に載っているという「who を用いた尋ね方」は、「実際そういう人も少なくない」という意味です。そういう観点の文法を「記述文法」といいます(実社会で見られる文法を書き取ったものだから、こういいます) つまり、ルールとしては which であり、 現状としては who も見られる、ということです。 ◆極端な例で申し訳ないのですが、規範文法では We are ... という表現を教えますね。ところがイギリスのある地方・階級では、Us be ... と言う人たちがいます。 「イギリスのある地方では Us be ... ということがある」と説明するのが記述文法ですが、ルールとしては教えられませんね。どこに出ても恥ずかしくないのが「規範文法」で、「記述文法」は、時と場合によっては失礼と思われることもあります。(もちろん言語は時代とともに変化していくものですから、規範文法もそれに合わせて少しずつ変化することはあります。) ◆それとも、その中学生は、which を人に対して用いるのに抵抗があるのでしょうか? Which は「どちら」という意味で、日本語でも「AさんとBさんのどちらが好き?」と言えますね。 それから、This is my mother. という英語にびっくりする中学生がいると聞いたことがあります。This is を「これは…」と思っているからだそうです。でも、この表現は、母親を紹介するときに「こちらは私の母です」という「こちらは…」に相当します。 This や which はモノを指す、という思い込みが、初学者には強いようです。This も that も which も、状況によっては人を指す代名詞・疑問詞になる、という点を説明すれば、抵抗感なく受け入れられる…かな? ◆なお、中学生の質問に答えるという現場のためのアドバイスをひとつ。それは、「原則は which である」という点について「自信をもつ」ことだと思います。 「ら」抜き言葉だとか、流行語のように、日本語でもルールが時として乱れることがあるように、英語でも実際にはルールが乱れることがあります。だからと言って、ルールを知らなくて良いわけではありません。 「今勉強しているのは、ルールなんだよ」ということをはっきりさせ、正統派とカジュアル派に分かれてしまうときはまず正統派から先におさえておくことが、自信をもって教えるときのポイントだと思います。
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whichの意味を振り返ってみましょう。whoやwhatは不特定多数の中からの1つ、若しくは2,3つの選出を求める疑問詞です。それに対して、whichは人でも物でも もっと狭い特定少数中における選出を求め、比較のニュアンスも強くなります。日本語の「どっち」だと、 人でも物でも2者択一になりますし、「どれ」だと 物にしか使えませんので、日本語に訳すと「誰」になることも多くなります。しかしながら、英語で特定少数の中でも 「人」の選出を求める時は口語では よくwhoも使われます。
- matchboxtwenty
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こんばんは。 これは選択問題でなくても which を正解にすべきです。 疑問代名詞については次のような種類があります。 意味 対象 主格 所有格 目的格 誰 人 who whose who(m) どれ・どちら(の) 人・物 which ---- which 何・どの 物 what ---- what これはどんな文法書にも載っているはずですから、書店にでも立ち寄った際に確認してみてください。 また、日本語だって「AさんとBさん、どちらが年上ですか?」と聞きますよね、普通。「AさんとBさん、誰が年上ですか?」とは普通聞きませんね。
Choiceの中身が人の場合…、whichでもwhoでも両方使用可能ですし、文法的にも間違ってはいないと思います(念のため辞書も開きましたが、whoを使った比較級choice typeの例文も出ていました)。 ここで問題となるのは、中・高英語でどちらを教えるのか…と言う事だと思いますが、whichの方が標準だと思います。僕は中学生、高校生両方の塾の講師をした事がありますが、両方ともで、whichを使用する様になっており、質問者さんの問題集の様に解答はにはwhichのみだったと記憶しています。 おそらく、選択肢がある場合はwhichなのだという概念のようなものを学ばせる時に、whoも使用可となると混乱するかな?というのは考え過ぎでしょうか?でも、whoも可とすると、whatとの兼ね合いの問題でやっぱり複雑になっちゃうのかも…。
- Emma17
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2人だけを比べるときはwhichで、3人以上はwhoになるのかな・・・? って思いました。 回答になってなくてすみません!
- Shimo-py
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選択肢がある場合は which なんです。 who や what は自由解答で、どんな名前を挙げてもいいけど、 A or B のように選択肢があれば which になります。 野球やサッカーで「好きなチームは何ですか?」という場合も、普通は which team で尋ねます。 チーム数には限りがあり、選択肢があると考えられるからです。
補足
Which is taller,A or b?のような文章の場合、 中学生の参考書などには人の時は Who にする事が多いとあります。 私もそのように教えました。Which do you like better,A or B?のときも Who になるのかと聞かれまして その場合は Which になるのではないかと答えましたが、明確な説明に困りました。先の文章と like の文章とは少しニュアンスが違うということでしょうか?それとも先の文章も本来は Which の方が正しいということでしょうか?