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南北の対立・・・・
アメリカの話なんですけど、(南北戦争あたり 北部がなぜ保護関税を望んだのかまた、なぜそれによって連邦主義の主張が強かったのか? 同様に、南部はなぜ自由貿易政策を望んで、州権主義的な主張が強かったのか・・・・ 教えてください。。困ってます。。よろしくお願いします。。
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No1です。 「連邦主義」と「州権主義」が抜けてましたね。 北部にとっては保護関税政策を維持するためには各州まちまちな対応をされるよりはアメリカ全体としてこうするんだという連邦主義を主張するのは当然ですね。 逆に南部は安い輸入品が入り、また自州の農産物を自由に輸出したいわけですから、州として好きにやらせてくれよという州権主義を主張したわけです。
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- error123
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No1さんので正解ですね。 アメリカの農業は既に工業化が発達しているイギリスへ原料となる綿等の原料農産物供給をすることにより発達しました。 南北戦争以前より南部ではイギリスへの輸出のための綿花栽培のプランテーションが大規模に行われていました。 一方、北部ではようやく工業が発達してきました。このような産業構造の違いが南北戦争の原因になっています。 綿の輸出のためには貿易障壁はない方がいいわよね。 逆にイギリスからの輸入品との競争に弱い国内工業は、保護貿易が好ましい。 南北戦争とはこのような国内産業のあり方、対外政策のあり方をめぐっての戦争だったわけ。そして北軍の勝利となり、必要に応じて国内産業保護的な政策をとることができるようになり、このことを背景としてアメリカ国内における工業が飛躍的に発展するのよ。これがいわばアメリカ版産業革命です。 そしてこのような工業の進歩は農業機械の発達も促すことになるの。大規模な農業が更に発達するためには能率の良い農業機械が不可欠でしょ? 南北戦争で兵隊として労働力を取られ、人手不足に悩む北部の農業の労働力不足を補ったのが、当時発明された自動刈取機(コンバイン)よ。
- shishishishi
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非常に単純化すれば、 北部は新興工業地域 南部は大規模農業地域 ということです。 新興工業地域にとっては、まだ生産性が低い自国製品では進んだ英国製工業製品に太刀打ちできません。したがって保護貿易を望みますね。 これに反し南部の大規模農業は奴隷制に支えられ、非常に生産性が高く、安価な農産物を大量に生産できました。しやがってこれを欧州に輸出したい⇒自由貿易を主張。 だから南北戦争では北部は南部に打撃を与えるため、奴隷解放を主張。 まあ、こういうことでしょう。
お礼
返信遅れてすいません。。 お二方とも詳しくてわかりやすかったです。 ありがとうございました。。 shishishishiはわざわざ二度も解答してくれたので 良回答にさせていただきます。error123さんすいません。。