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小論文:何をどう論じればいいのか・・・
私は今、美大受験に向けて、定期的に小論文の添削をしてもらっています。 私は、例えば、作家が書いた文章に対して、その作家が何を述べようとしたのか、それについて、自分は何を考えるか、もしくは、すでに提議されている問題に対して論じる、という種の小論文は得意なのですが、最近、何をどう論じていいのか分からない事があります。 例えば、「次の言葉『空』について、あなたは何を考えますか?600字以内で述べなさい」という課題があります。私はこの課題に対して、筆がまるで進みません。何をどう論じればいいのか、考えれば考えるほど分からなくなってしまいます。 このように、他人の意見、もしくは提議された問題に対してではなく、そのまま自分の考えを求められている場合、どのように小論文を書けばよいのでしょうか? 本当に自分が考える事について書いていると、「これは小論文ではなくて、作文なのでは?!?!」と思えてきます。 この課題は今月末の提出で、分からないなら分からないなりに書いて、添削してもらうというのでも良いのですが、いろんな方の意見を参考にしたいと思っているので、質問させてもらいます。
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私は「論文」と「作文」の違いは 「主張したい意見が明確に提示されているかどうか」だと思っています。 論文というのは主題が決まっており、その主題に関する自分の意見・見解を 不特定多数の第三者に主張するために書かれる文章です。 私ならまず「空」という単語から様々なイメージを膨らませて 「何が一番言いたいのか」をはっきり決めます。 このテーマならば・・・ 「空というのは結局、自分自身の心の中に広がっているものなのだ」 なんて結論にするとカッコよさげでしょうか(笑) 後はそれを効果的に伝えるために様々な文章で飾りをつけていくだけですね。 「色々と意見が書かれてあるようだが、結局何が言いたいのか良くわからない」 ってのが“作文になってしまった論文”の典型例だと思います。
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- otasuke009
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「空」は、おもしろそうなテーマですね。 たとえば、…… 「空間」という言葉があって「空」と「間」はよく似た意味ですが、「空」は天にあり、「間」は地上にあると言えます。「人間」ということばは、もと「じんかん」と読んで「世間」を意味したそうですが、転じて「世間に生きる人」を表すようになったそうです。 「間」は、このように「人と人との間」「ものとものとの間」のような地上の関係を意味しているようです。 それに対して「空」という言葉は、そのような「なにかの間」に存在するのではなく、ぽっかりとなにもない、あるいは、はてしなく広がるものを感じさせます。…… 以下略しますが、こういう書き方がありそうですね。練習の段階ですから、このつづきがどうなるか、まねして書いてもらってもかまいません。おもしろそうなテーマだったので、少し書いてみたくなっただけです。 美大の受験だそうで、あるテーマを元にして想像を広げる力が試されるのだと思います。がんばってください。
お礼
ありがとうございます! なるほど・・・なるほど・・・そういう書き方も出来ますね! 私も最初はワクワクしていたんですが、 入試が近づくにつれ、だんだんと不安の方が大きく なるようになってしまいました(泪) でも、小論文は数をこなしていくのみですね! 頑張ります!
- mammma
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「空」を、「そら」と読むだけでなく「くう」「から」など、別の捕らえ方をします。 そして、「くう」なら、色即是空 とか、 「から」なら、からっぽな状態 とか、 別の自分の書きやすいテーマに変えて、話を膨らませばいいと思います。 小論文は、こじ付けのような気もします。 自分が考えたことがないようなことも、論じなくちゃいけないから、いかにして、どこから自分の書きやすいテーマにすり替えていくか・・・が勝負です。 特に受験のときは、出された課題から書きやすいテーマをすぐに見つけなければならないのですから。
お礼
早速ありがとうございます。 なるほど!別の読み方から考える方法がありますね! 私はずっと「そら」だけにこだわっていました。 良い情報をありがとうございます!
お礼
ありがとうございます! なるほど・・・「第三者に主張するために」 と考えれば、確かに作文調の文章から脱出できそうです! つまり、最後にキメ言葉を持ってきて、中盤はそのキメ言葉をよりキメるための事を書く、と考えれば、書き方としては、よくある一般的な小論文と同じ要領で出来そうです。だいぶ整理がついてきました。