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種類の違う動物の子を作るのはどこまで可能か
どこかの動物園で、ライオンとタイガーの子供が 生まれたと聞きました。また、猪と豚をかけあわせる こともできるそうですね。そこで質問なのですが、 動物同士のかけあわせができる・できないって なにで決まるのでしょう? それと、これはぜひ聞いてみたいのですが、技術的な 面からのみ見れば人間と他動物の間に子供をつくる ことは可能ですか?
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個体発生の際に、両親から受け継いだ2コピー分の同じ遺伝子を必要とすることがありますので、あまりかけ離れた動物同士の掛け合わせはできないです。 また、たとえ偶然染色体の数が同じでも、ある程度相同な構造がなければ細胞分裂の際に染色体の対合が起きないだろうし、運良く対合しても分離もがうまくいかなかったりするんじゃないかと思います。 染色体の数が同じで、かつ相同であることを条件と考えると、かなり近縁の生物間でしか掛け合わせはできないでしょう。 ちなみに、ヒトの染色体数は46本で、ゴリラとチンパンジーは48本だそうです。 で、馬は64本でロバは62本。 あれ?ラバって雄のロバと雌の馬なのに、何で? この場合、馬の染色体のうち2対は、ロバの染色体の1対と相同なのではないかと思います。 進化の過程で染色体が千切れたのでしょう。 ですから、体細胞分裂は何とかでき、近縁なので個体発生もどうにかできるのかもしれません。 しかし、ラバの染色体数は63本になるので、染色体を半分にする減数分裂の際に染色体の分裂がうまくできず、子孫を残せないということです。
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- CupNaka
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細胞の染色体の数が同じ生物同士でなければ、受精しません。 逆に言ってしまえば、同じ数の染色体をもつ動物であれば子も同じ数の染色体を受け継ぐ訳ですので、生命を長く紡ぐことは可能です。 科学的には、染色体の数を合わせていくなどの技術力があれば混種もできます。 複雑なものは当分は無理だと思われますが。
- CupNaka
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細胞の染色体の数が同じ生物同士でなければ、受精もしません。 逆に言ってしまえば、同じ数の染色体をもつ動物であれば子も同じ数の染色体を受け継ぐ訳ですので、生命を長く紡ぐことは可能です。