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肉食動物は何故減らないのか?

アフリカ東部ケニアで、干ばつでエサ不足に陥っているライオンやハイエナにエサとしてシマウマ約4000頭を移送しているというニュースを聞きました。飢えたライオンが人間を襲うからという理由だそうですが、そんなに肉食動物が絶滅する事はいけない事でしょうか?そもそも草食動物と肉食動物は何故分かれたのでしょうか?

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  • info22_
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回答No.2

特定の肉食の種が滅べば、その餌となっていた草食動物が異常に繁殖し、草木を食べつくして砂漠化が進むからでしょう。 草食動物がいなくなっても、肉食動物は絶滅します。多様な大小の動物が生存できる環境を維持することは、そこで共存する昆虫やバクテリアが草原や森林の維持に必要な肥沃な土地を作り出し、熱帯林や草原が維持できるというわけです。草木も枯れても肥料にはなりません。動物が食べて糞尿にして排泄し、それをさらに小さな昆虫やミミズやバクテリアが分解して、植物が吸収できる肥料に変えていき、自然の生態系のサイクルを構成しています。それのどこかのサイクル(循環)が途切れると、絶滅や異常繁殖が起こって不毛な大地や砂漠化が一気に起こるというわけですね。 動物は、葉緑体をすて水と太陽と空気から生命を維持するエネルギーを作り出し能力を捨て去って進化し、植物が作ったエネルギーを食物としてたべ、仲間と繁殖しやすいように移動能力をもちました。その中で植物を消化する能力を捨てる代わりに、草食動物を襲ってそれを食べてビタミンなどの植物性栄養を補うために、高速に走る筋肉や他の動物と格闘捕食に便利な鋭い牙や爪をもつ方に進化しました。肉食動物は草食動物の植物を消化した状態の内臓ごと食べて、植物由来の栄養を摂らないと生きていけない体になりました。 なぜ草食動物と肉食動物に分かれたか? それは草食動物が、増えすぎて、食べる餌が少なくなったため、仲間の草食動物を餌として食べる方に、草食動物の一部が進化したのでしょうね。 その肉食動物も増えすぎて、草食動物を食べつくせば餌がなくなって一定の数以上は生存できません。肉食動物が少なくなれば、草食動物が増えます。自然は、そのバランスの上に出来上がって、大きな動植物の生態系のサークルを構成しているのでしょう。 そのバランスと循環系を崩さないために、何らかの人間の活動で、特定の種だけが滅ぶのを放置できないのでしょう。

sinyatake
質問者

お礼

納得いたしました。そんな絶妙なバランスで世界は成立していたんですね。回答ありがとうございました。

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  • qwsz12b
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回答No.1

肉食動物がいなくなると、草食動物が草木を食い荒らして、自然は崩壊します。 日本では狼がいなくなりましたが、その結果、鹿等が増えて森林が破壊されています。海外から狼を輸入して離す。という計画があったりします。(人を襲わないようにする対策が難しいので実現はされてませんが)

sinyatake
質問者

お礼

まさか日本でもそんな計画があったなんて・・・。回答ありがとうございます。

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