史上最強の発癌物質であるアフラトキシンの場合、食事中に15ppb(1億分の15;米1000トンの中に15gに相当)含まれている場合、動物実験では70~80週食べ続けることで100%の肝臓癌発生を確認しています。薬理試験の係数として、ラットの実験では人間の1日分の投与量が3gの薬であればラットへの投与は3g/体重kgとして扱うのが平均的ですから、先の毒性を示す数値は若干緩く考えるものです。とはいっても非常な毒性の強さであることに変わりはありませんが‥
さて、booksさんの場合ですが、数日間の摂取であり、一回に口にされた量はそんなに何kgもあったとは考えられませんから、別の要因が先に考えられますネ。
血液検査では大きな変化が認められなかったということですネ。通常、何等かの病変があったりすると白血球の量は高くなります。また、肝臓に損傷があればGOTやGPTの量が増えますのでわかります。
おそらく他の要因でしょう。『悪いものを食べてしまった』『さっき食べたのは腐っていたのではないか』というような感情は吐気や下痢の原因ともなるものです。
或いは、米にカビが生える状態のところにある他の食品が変質していないとも限りません。
通常の食中毒であれば概ね2~3日の間に潜伏期間が過ぎてしまいますので、それを乗り切れば大丈夫だと考えてもよいでしょう。
或いは、空腹時に痛みや吐気を感じたりするのであれば、胃に病変が生じかけている可能性もあります‥
とりあえず、この連休の間は胃腸に負担のかからない食事を心掛けて様子を見られるのもよいでしょうネ。
以上kawakawaでした
お礼
何度もすみません。今のところ、症状は吐き気だけですので、もう少し様子をみようと思います。温かいアドバイス、本当にありがとうございました。