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歴史的観点でお聞きしたいのですが、女性に対して「俺の妾にならないか?」という言い方は失礼に当たるのでしょうか?側室に迎えたいとなどの言い方は分かるのですが、妾という言葉は女性を軽蔑した言葉なのでしょうか?どなたか、教えてください。

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  • aminouchi
  • ベストアンサー率46% (376/804)
回答No.2

妾というのは蔑称です。 つまり、その使い方を考えると、 1.「どうせ私は妾です」あるいは「妾(わたし)の半生」 これは自分自身が本妻ではないという立場をわきまえて卑下していう言葉です。 2.「妾のくせに」や「妾腹」など これは他人が(話の中で示されている)相手のことを軽蔑していう言葉です。 そういう言葉を目の前の相手に対して「俺の妾にならないか?」と言うのは失礼にあたるどころかもっとひどくて相手を完全に舐めきっていて馬鹿にしているか、相手の人格を認めておりません。あるいは背景を考えると身分や地位の上のものが、自分より劣った身分や地位のものに対していう言葉です。この身分差を考えないで対等と思われる相手に言ったとしたら、それは上に述べたようにはっきりとした軽蔑を(意識してか無意識にかは確定できませんが)相手に対して示しています。

sukunaimono
質問者

お礼

回答して頂きまして有難うございました。 友達の女性に冗談で遣ってみたんですww それで、何だか少し気になって。文章用語としては、やはり軽蔑に当たりますよね。

その他の回答 (3)

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.4

「妾」という漢字ですが、もともとは女奴隷を表す言葉でしたが、春秋時代末期(紀元前5世紀頃)から「婢」という言葉が一般化することによって、自由身分の側室を表す言葉になったとされています。 中国では一夫一妻という建前でしたので、「一夫一妻多妾」で、第二婦人からを「妾」と呼びました。妾は一緒の家に住み、家族の成員として、正妻を頂点とする身分制度のなかに組み込まれていました。妾をもうけるのは、子供を作るためで、よその家から正式にもらっていました。中国はどの子供にも財産を均等に分ける均分相続でしたので、こういった制度になったのでしょう。 日本では嫡子単独相続でしたので、嫡子と庶子の違いは大きく、妾は子供を産んだとしても、家族ではなく使用人だったということです。江戸時代、子供への相続には養子制度が発達していたので、妾は特殊な存在、きわめて低く見られていたということです。当人たちにとっては恋愛かもしれませんが、世間的には性的なはけ口となる女性としか見られなかったのではないかと思います。男優位の社会でしたから、失礼と考えられたかは分かりませんが、相手を悲しませたかもしれませんね。

sukunaimono
質問者

お礼

回答して頂き有難うございました。中国と日本とでの、考え方や制度の違いに驚かされました。日本人的考えでは、やはり蔑視言葉になりますよね。友達の女性に冗談で遣った言葉ではありますが、この説明を読んで深く考えるものがありました。いずれにしても側室や妾という言葉は、決していい言葉ではないですね。当たり前ですけどw

  • ichao
  • ベストアンサー率52% (49/93)
回答No.3

漢和辞典で「妾」の字解を見ますと、 辛(入れ墨用の針)省+女。入れ墨をされた卑しい女の召使い、こしもとの意。 とあります。この漢字自体がもう女性を蔑視したものなのですね。 「愛人」といった言葉も好きにはなれませんが、「妾」という言葉の響きには、「金で買った性の奴隷」という感じがします。

sukunaimono
質問者

お礼

回答して頂きました有難うございました。 なるほど、漢字の構成の説明でよく分かりました。 友達の女性に冗談で遣ったりしまして^^; 少し反省かなぁ…

  • mizuki_h
  • ベストアンサー率33% (176/524)
回答No.1

正確な言葉の意味からではなく、言葉から受けるイメージで回答させて頂きます。 「妾」というと「本妻が別にいて、妾は2番目」というイメージがあって、つまりは一般で言う所の「愛人」とかそういうものだと認識しています。 私個人の感想としてはあまり好ましい言葉ではありません。 その言葉を発せられた状況にもよると思いますが、すでに正式に結婚した女性がいるので結婚出来ないが、愛人にならないか、と聞かれているようで……(^^;

sukunaimono
質問者

お礼

回答ありがとうございました。やはりそうですよね。 友達の女性に冗談で遣ってました。本当にジョークでw

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