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【化学】洗濯時に熱湯を使う理由は「菌は42度以上で
【化学】洗濯時に熱湯を使う理由は「菌は42度以上で死滅しますから 衣類についた菌が゛死ぬという事です」だそうですが、衣服に着く細菌や雑菌が42℃で全て全滅するって本当ですか?どんな種類の菌も42℃以上で死滅するのですか?これはどういう科学的根拠で言ってますか?
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>どんな種類の菌も42℃以上で死滅するのですか? →42℃あたりで死滅する菌もいますが、ほとんどの菌は42℃あたりでは死にません。 科学的根拠はないと思います。強いて言えば42℃”以上”なので 、60℃で100℃でもいいことになります。 生乾き臭の原因のモラクセラ菌は、60℃以上のお湯に10~20分つけると減らせると言われています。 その他の菌は、80℃以上加熱しないと無理です。 ただし、化繊などは80℃ぐらいの高い温度では、縮んだりします。 実用的なのは、60℃程度のお湯に酸素系漂白剤を混ぜて、10~20分漬けておくと、温度及び化学的な殺菌でモクセラ菌をはじめ、大部分の菌を減少させることができます。
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- takochann2
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多くの菌は60度X20分程度で殺菌されますが、すべてではありません。特に芽胞化した菌は概ね100度X数十分以上の加熱が必要です。 因みに化学ではなく生物学です。
- notnot
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全滅とか100%とかあり得ないです。そもそも科学で100%とかはまず出てこない話です。マスコミが科学者に取材する時の質問に出てくることもありますが、科学者は相手にしません。 そもそも、洗濯時に菌を全滅させる必要も無いし。 汚れ・汗などで沢山菌が付いたのを、減少させれば良いだけです。どうせすぐにまた付くんだし。 お湯の方が、菌の減少効果が高いのは確かです。
- HAL2(@HALTWO)
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有り得ないですね。 重篤な肺炎を引き起こす Gram 陰性桿菌である Legionella 菌や O157 等の VTEC (Verotoxin 産生性大腸菌) なんかは 42℃ 前後で最も活性化して増殖します。 Roast Beef は内部まで 55℃ 以上に熱っせられる事によって食中毒を起こす菌類の殆どを死滅させると共に僅かに残った菌も繁殖を抑える事で食用に供するものになりますし、牛乳の低温殺菌も 60〜65℃ 30 分ですから長時間熱する殺菌法でも 55〜65℃ を要します。 洗濯時間はせいぜい 10 分ぐらいであり、その後は脱水と濯ぎを繰り返しますから「最低でも 55〜65℃ で 30 分以上の殺菌」という熱殺菌にはなりません。 洗濯は洗剤が菌類の脂肪膜を破壊する事で殺菌を行うもので、水温が上がるほど石鹸成分が活性化するものの 40℃ 以上では、例えば薄地の絹衣等、生地を傷めるものが出て来ますので、熱に弱い生地では 40℃ 前後以下、人肌にします。 一方、作業着等、熱に強くて頑丈な生地は 40〜60℃ (或いはそれ以上) で洗う事により油汚れが良く落ちるようになります。 ……というわけで 42℃ なんて細かい数字を記すのは無意味ですし、42℃ では殺菌力なんかありませんね。 殺菌ではなく、洗剤に含まれている酵素の活性温度とかではないでしょうか?……酵素に種類によって最適温度は異なるでしょうが……。
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