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生命が誕生する条件が整っていた期間について

地球は約46億年前、生命は約38億年前に誕生したと考えられていますよね。現在の地球で生命が誕生するとは考えられていないようです。 地球に生命が誕生する条件が整っていた期間は長かったのか短かったのか、どちらでしょうか?今でも地球に生命が誕生する可能性はありますか?

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  • SPROCKETER
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回答No.1

火星探査でわかった事ですが、火星では生命物質を分解する界面活性剤のような物質が多くて、生命は存在出来ないようです。地球でも同じように生命物質を分解する物質が環境中に多くて、生命が死ぬと、すぐに分解が始まります。現在の地球では生命発生は無理でしょうね。 生命の発生と言うと、今で言うならば、パソコンを電源を入れっ放しで何億年も放置して置いたら、自然発生的にプログラムが完成している確率はどのくらいかという問題と同じで、ほとんど不可能という答えが返って来る問題です。 生命が自己進化で細胞分裂する生物に進化したのではなくて、生命とは別の物が、生命を形作ったのではないかという学説があるぐらい、諸説様々な説があるのが生命自然発生説です。実際、DNAの塩基配列を作ろうとすれば、たとえば、ATATAT・・・という同じ塩基配列を無限に繰り返す生命が生まれるだけでも、幾何級数的な時間が必要で、自然発生で出来るとは考えにくいのが現実です。RNA起源説とか、結晶から生命が生まれたとか、面白い仮説はたくさんありますが、実証出来ていません。もっとも、昔から変わっていないのは、生命とは化学物質を代謝してエネルギーを作り出し、それによって生きている有機物質だという点です。原始生命も、この点だけは同じだったのではないかと思います。

DK000
質問者

お礼

パソコンの例えは非常に分かりやすいです。生命に必要な物質が全てそろっている真新しい動物の死体に放電するような完璧な条件でも、新しい生命が誕生しないのですね。ありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • eroero4649
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回答No.2

昔なにかの本で読んだのですが、原始時代の地球と同じ環境を実験室に作り、そこに電撃のスパークを起こしたら、アミノ酸が発生したことがあったそうです。 アミノ酸が集まるとタンパク質になり、生命体はタンパク質でできていますから、アミノ酸が発生したということはそのような過程で生命体が誕生したのではないか、と期待が持たれたそうです。 ただしどんな実験でも、ゼロから生命体が発生したことはありません。まだ人類は「神」になっていないということですね。 原始地球と今の地球の最大の違いは「酸素の有無」です。原始地球では酸素が存在していませんでした。だから最初に生まれた生命体は、酸素を嫌う「嫌気性の菌」だったはずですよ。 地球最初の「大量絶滅」は、どこかのとある生命体が「光合成」を始めて光と二酸化炭素から酸素を作ったときに起きたといわれています。酸素は猛毒なので、嫌気性の菌が大量に死んだんですね。以降、地球では本来は猛毒である酸素を「エネルギー源」にすることに成功した生命体が支配する場所となります。酸素をエネルギー源にする最大のメリットは「爆発的なエネルギーを得ることができること」です。なので生命体は多種多様な進化が可能になったのです。

DK000
質問者

お礼

原始生命は酸素を嫌った、時系列からすると当然ですが、RNAやDNAのヌクレオチドの糖の中の酸素原子Oは光合成由来ではなく、二酸化炭素CO₂内の酸素原子だったのですね。ありがとうございます。

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