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生命体は、他の天体でも条件さえ整えば誕生する可能性は高いと考えられます
生命体は、他の天体でも条件さえ整えば誕生する可能性は高いと考えられますか? あるいは地球のように好条件であっても、生命が誕生するのはたまたま偶然の出来事だと考えますか?
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サイコロを振って、100回連続で1が出ることは奇跡ですか、それもと可能性は高いと考えますか? トライアルの回数を言わずに、上記の可能性が低いとか高いとか言うのは科学的ではありませんよね。 生命体の誕生も同じで、稀有な現象が連続した結果であることは間違えありませんが、そのトライアルの回数が十分に多ければどうでしょう。たとえば1000億回の100億倍とかの天文学的数字です。 宇宙に1000億を超える銀河がありますが、その中で我々の銀河系は特殊では無りません。また我々の銀河系だけでも質量換算で1000億もの恒星系があり、その中で我々の太陽系は特殊ではありません。なおかつ、それぞれの恒星系が一定の確率で生命体生存可能領域(ハビタブルゾーン)を有する惑星を持っています。したがって、宇宙では、当然、「100回連続で1が出る事」は何度もあったでしょうし、今後とも何度も起きると考えるべきです。神が設定した共通ルールの元で際限なくトライアルが繰り返されているのです。 一方、人類と地球外生命体が接触する可能性はゼロではないものの”無限小”と思います。これは、宇宙空間があまりにも広く、その間の移動にはあまりにも時間がかかり、人類の絶滅までの”寿命”があまりにも短いからです。 私たちはベートーベンと接触できませんでした。それはベートーベンの寿命があまりにも短く、私たちが誕生するまで生きていることができなかったからですね。しかし、現在の私たちは彼の音楽を通じてベートーベンに出会いました。 私たちはティラノザウルスと接触できませんでした。それはティラノザウルスという種の寿命が短すぎて、私たち人類が誕生するまで待っていてくれなかったらかです。しかし、現在の私たちは彼らの化石を通じて彼らを知ることができます。 地球外生命も同様です。実時間で接触できなくても、その生命体が残した作品や痕跡を通じて”出会う”事になるでしょう。地球外生命も途方もないトライアルの末に高度な文明を作り出したでしょう。高度な文明をつくりだせば必ず自分たちの文明を他の文明に伝えることを考えたでしょう。彼らは、文明を情報化し、その情報を電磁波に乗せて発信する仕組みを作ったはずです。未知の文明に理解されやすいよう最も単純な二進法のデジタル信号に変換したはずです。ある程度以上に文明が発展しておれば種が絶滅した後にも恒星エネルギー(私たちの太陽光)を使用して数億年ものあいだ自動で情報発信を続ける仕組みを作ってから絶滅していったでしょう。 これらの地球外文明が発信している情報が宇宙空間を伝搬中です。人類は超高解像度の電波望遠鏡とスーパーコンピュータを利用した符号解析で、これらの情報を探索し続けています。探索開始てしてからまだ0.0000001億年も経っていないので、今後とも忍耐ず良く探索し続ける必要があります。 私たち人類も高度な文明を持つことができたのですから、この文明を情報化し、太陽エネルギー利用で発信し続ける無人装置をつくってから絶滅するべきです。そうすることによって私たちがベートーベンと”遭遇した”と同じように、人類絶滅後の数百万年か後に地球外文明が地球文明と”遭遇する”ことができるのです。 そう考えると、私たち個人も、ただ生きて死ぬだけでなく、なにかを後世に残すことができればよいですね。
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- 雪中庵(@psytex)
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太陽が燃え始めたのが50億年前、地球が形成されたのが46億年前です。 最古の化石(シアノバクテリアの出す酸素による酸化鉄鉱床)が 36億年前で、そこから生命誕生はおよそ40億年前と推察されています。 地球ができて(冷えて~水蒸気が液体として地表に降って)即、生命が 生まれた感じです。 確かに、水が液体で存在できる地球という環境は稀かも知れませんが、 その条件さえ揃えば生命は生まれやすい、と言えるデータでしょう。
お礼
ご意見ありがとうございます。
全宇宙で地球にしか生命体(定義は色々あり得ます)が誕生したとするのは「無理過ぎる」仮定なので、どこかでは誕生しているでしょう。 ただ私は他の方より「悲観的」で、生命誕生の確率は極端に低く、他で発生した生命体と「出会う」可能性は「完全」にゼロだと考えています。 もし、出会うことがあるなら、それは我々の「遠い類縁者」であると考えます。
お礼
ありがとうございます。 条件が整っている地球でも、生命体は偶然生まれたのではないかと思います。
- konoha_0224 ヤフー(@konoha0224)
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地球以外に生命体がいないとする方が、むしろ不自然です。宇宙には無数の惑星があり、地球とは異なる進化をしているとしても生命体は存在するでしょう。 ただその生命体が地球人と接触できるかは別です。必ずしも地球人より優れているということはないでしょうから、地球に飛来する宇宙船があるかという問題もありますし、地球とは全く異なる環境で生活しているなら、地球にきても生きていられないでしょう。 地球で起きた偶然なら、他でも起きていてもおかしくないと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 しかし、生命体が誕生した星が高頻度にあるとは考え難いですよね。
- kadakun1
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地球だけが生命体が存在すると考える方が無理があると思います。 なので、知的生命体は存在すると思いますね。
お礼
ご意見ありがとうございます。
お礼
丁寧な御回答ありがとうございます。 生命誕生の星がたくさんあったとしても、天体の数に比すると、あってないようなものなのでしょうね。 しかも、進化して文明をもつまでに至らず絶えてしまう可能性もあるでしょうし、知的に進化するかどうかもわからないでしょうね。 他の星の生命体との遭遇は、異星人が地球にやって来るかその他の手段でその存在を示してくれるかでないとあり得ないと思いますが、可能な限り地球から他の星の生命体に向けて何かを残せたらいいですね。