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明治時代の啓蒙思想について

日本は西洋諸国に関心を持ち西洋化したそうですが、現在の我々のようにギリシャ神話や西洋諸国の騎士物語(アーサー王伝説)などの書物などを読んだりはしなかったのでしょうか? 専ら英語や物理ですか?

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  • gunsin
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回答No.3

>日本は西洋諸国に関心を持ち西洋化したそうですが 西洋の列強国に植民地にされそうなので、軍事力で攘夷をしましたが 軍事力で打ち払えない事を悟った、大日本帝国は軍事力と経済力を 強化する為に、富国強兵お政策を行う為に、西洋の工業力を取り 入れたのです。 八百万の神々に守られた西洋より歴史が古く由緒有る国として 天皇を現人神とした啓蒙を推し進めました。 学校教育では浦島太郎、一寸法師などの御伽草子や平家物語などの 古来からの話を教えていました。 学校教育は攘夷のままだったのです。 大正ロマンの時に、チラホラ西洋の童話が入って来ました。

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  • pri_tama
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回答No.2

>現在の我々のようにギリシャ神話や西洋諸国の騎士物語(アーサー王伝説)などの書物などを読んだりはしなかったのでしょうか?  1905年に夏目漱石がアーサー王物語「円卓の騎士ランスロット」の物語を「薤露行」として出版したのが初出だったと思います。  まあ、内容がランスロット、アーサー王、王妃ギニヴィアの三角関係(姦通)を扱ったものである為、教科書等への採用も無く夏目漱石の作品群では決して有名ではないかも知れませんが、当時でも大好評を得ており、夏目漱石もその評価から「文士の名誉もこれに極まれるわけだ。」と小宮豊隆に宛てた手紙に記載しています。  ギリシャ神話に関しては泉鏡花が「高野聖」(1900年)と言う作品でギリシア神話のキルケーを元に舞台を飛騨山中に変えた形で発表しています。  (夏目漱石は『吾輩は猫である』の中で『高野聖』のパロディを書いており、泉鏡花を意識していた。)  日本人って江戸時代から南総里見八犬伝を始めとしたファンタジー作品が大好きです。  ただ、明治の頃はその種のファンタジー作品は現代のアニメやゲーム作品の様な扱い(大衆娯楽)なので、大の大人が表立って言わなかっただけかと…。

回答No.1

明治時代にはギリシア神話も、アーサ王伝説も全訳本どころか、抄訳さえ出版されてませんから、一般人は読めませんでした。まぁ、現代でもギリシア神話とアーサー王伝説の全訳を読んでいる人は多くないですしね。 明治時代英語を学んだのはごく一部です。高等小学校(10-13歳;4年間)に「英語」が学科として入りましたが「英語・農業・手工・商業」からの選択で英語を選ぶのは旧制中学校に進学可能な経済力があった子だけ、というのが実情でした。物理は当然旧制中学校より上の高等教育機関で学ぶ機会があっただけ。

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