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転職先について(料理人)
現在フランスから帰国して就職先を探しています。 帰国したてということもあり、地方の妻の実家に暮らしています。 妻がやりたいことがあるので再来年まで実家で過ごす予定で、僕は料理を学びに上京しようとしました。 しかし、どうしても働きたいお店が見つからないことと、結婚もしているし、妻と暮らしたいという気持ちがあり、地方に残るか迷っています。 地方だとレストランの求人がないので、結婚式場での就職になると思います。 レストランと結婚式場だとどれぐらいの差があるのか明確ではないためレストランの方が勉強になると考えていますが、実際はどうなのでしょうか? レストランと違い時間が取れる分自宅でやりたい料理を存分に試すことができるというメリットはすごいあると思う反面、レストランで働かない2年は他と差がついてしまうのかと不安になったりもして、何も踏み出せずにいます。 どういった答えやアドバイスがほしいか自分でもわかりませんし、話がぐちゃぐちゃになりましたが、少しでもアドバイスがあると嬉しいです。
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- eroero4649
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自分のキャリアをどのようにプランニングするか次第だと思いますよ。そもそも大きく分けると「いつか自分の城(レストラン)を持ちたい」というのと「組織の中で出世したい」に分かれると思います。 将来自分の城を持ちたいなら、結婚式場のキャリアはあまり意味がないでしょう。レストランを経営するならコスト意識が全然違います。結婚式場だと一度で何百人というレベルで仕入れるから「大量に安く仕入れる」ということも可能ですが、自分の城ではそんなことはできないので、コスト意識はもっとシビアになります。 また自分が作るほうに専念するなら、ホールのサービスは他人に任せることになるわけですから、その教育や部下との接し方もあります。厨房の人間はケツを蹴っ飛ばすこともできるかもしれませんが(さすがに今どきそんなことはないですかね・笑)ホールの人間に厳しく接して辞められたら困ります。 そういう距離感は結婚式場にいる限り学べる機会はないです。レストランにいれば良くも悪くもそういうことは間近で経験することになるでしょう。また「経営者」としてのあり方はレストランじゃないと学べません。 開業するときは場所選びから始まって、内装工事、消防や保健所の許可、什器備品の準備、人材の確保などやらなきゃいけないことが山ほどあります。結婚式場じゃそういうのはピンとこないじゃないですか。 一方、組織の中で出世する道を選ぶなら、料理を何百皿と用意しなきゃいけない経験が必要になるかもしれません。一皿作るのと百皿作るのは全く違いますよね。晩餐会とかを仕切る一流シェフがすごいなあと思うのは、自分が鍋を振っているわけでもないのに自分の味を再現していることです。わたしゃ料理人の経験がないのでどうやってそれをしてるのか知りませんけど、すげえなあと思います。 あと「自分の家で再現できる」って、あんまり意味ないと思うのです。プロっていうのはなんていうのかな、「プロの場」で戦わないとプロの技術が維持できないと思うんですよ。それはどの業界であってもね。 例えば友達とカラオケに行くのがプロの歌の練習になるかというと、私はならないと思います。プロならレッスンプロの先生のいる場で練習するとか、コンサートで人前で歌うとか、そういう「プロとして厳しくチェックされる場」にいないといけないと思うのですよね。