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皇族の女性だけ(?)就職する理由
皇室は女性(内親王)だけ、結婚までの間、非常勤職員として就職するのですか?男性は就職しないのはなぜですか?(名誉総裁除く)
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男性も就職してますよ。内親王たちが非常勤職員になったことを「就職」というのであれば、男性皇族が軍人としてちゃんと部隊の指揮をとったり、戦後は嘱託職員となるのも立派な「就職」です。 高円宮憲仁親王は、カナダ留学からの帰国後、国際交流基金というところで嘱託職員となってます。嘱託職員とは、雇用期間の定めのある非正規雇用として働く人、名称が違うだけでこれも非常勤職員としての就職です。 大日本帝国憲法下では、皇族男子は成人すれば自動的に貴族院議員になり、かつ、原則として陸軍か海軍の軍人になりました。昭和天皇の弟である秩父宮雍仁親王は、陸軍で歩兵将校となり弘前に赴任したりもしていますし、高松宮宣仁親王は海軍で巡洋艦や戦艦勤務を経験しています。三笠宮崇仁親王も陸軍で大尉の時には変名を使って中国の南京で勤務。 戦後は軍隊がなくなり、自衛隊は皇族の勤務先にはならなかったので、桂宮宜仁親王はNHKの嘱託職員、高円宮憲仁親王は国際交流基金の嘱託職員になりました。 一度も就職しなかったのはひげの殿下くらいでしょう。