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時間は止まることがないのか

「時間は流れ続ける」というのが、一般的な常識だと思いますが、物理学において、これは証明されているのでしょうか。 あるいは、「特定の条件を満たせば止まることもある」というものや、ゲーデルの不完全性定理のように「証明することはできない」というのでも構わないので、ご教示願います。

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回答No.19

これまでのスレッドは、 ところどころ脱線もあり、 ところどころ勉強にもなりっていう感じが私の感想です。 これまでは、スレッドでの対話を重視して回答を重ねてきましたが、 ここら辺で、一応、私も勉強させていただいた成果を踏まえて、 私の考えをまとめておきます。 (回答) 時間とは、変化を表現するためのパラメータである。 で、「時間が流れている」と知的観察者が認識するための条件は、 少なくともひとつの物理現象(観察対象)に関して変化が観測されることである。 (注意) 以上の回答における時間は、局所的な観測者の主観的経験の時間です。グローバルな宇宙でどうなっているか、他者にとってどうか?などは、とりあえずは無視しています。 (解説) と、以上のように解説すると簡単に見えるけど、 座標変換・変数変換などの効果を考えると、 「流れている・流れていない」 の感覚は、 白黒より、 どの程度流れているか?っていう定量的な感覚がしっくりくる気がします。 というのも、 非常に単純な定常的な宇宙であれば、 説明したい変化の種類も度合いも少なく、 流れる時間のパラメータとしてのご利益がほとんどありません。が、これまでのスレッドで分かるように、 まったく時間を存在させないのは、不可能です。知的遊びで時間というパラメータを導入できる。 こうした宇宙しか眺める対象がないような人は、よほど白昼夢(空想)がうまくない限りは、間違いなくぼけて、時間なんていう概念は忘れてしまうと思います。 他方で、変化が多様で激しく、熱力学第二法則によって、変化に方向性があるような、 今日のような宇宙に住んでいる人にとっては、 時間というパラメータをとるご利益が大きく、 まさしくリアルに時間が一方向に流れています。

bofd
質問者

お礼

私もこの回答がしっくりします。 とりあえず、「時間は流れ続けるか」という疑問には、「少なくとも、人類(または知的生物)が存在しているうちは、流れ続ける」として、未来については沈黙するしかないですね。 また、対話を経て、「物理的時間」と「主観に対する時間」の違いもぼんやりと見えてきました。初めに意図したものではないのですが、自分にとって新たな視点と問いを得ることができました。とても有意義な「時間」でした。感謝します。

その他の回答 (23)

  • kikero
  • ベストアンサー率33% (174/517)
回答No.3

 時間が止まっても、人間はそれを認識できません。  時間の流れの中で意識が働くわけですから、もし止まったとしても分かりませんね。

bofd
質問者

お礼

これは私も思いました。 時間の流れを川に例えると、川が存在するには、背景となる地平、岸が必要になります。これが、5次元というものなのかな。きっと人はそれを認識できないですね。 参考になりました。御回答ありがとうございます。

  • shiara
  • ベストアンサー率33% (85/251)
回答No.2

 証明は出来ませんが、以下のように考えます。  時間に流れを与えているものは、物質の運動です。運動が無ければ時間の流れも意味がありません。その物質の中でも、光は決して静止することがありません。したがって、時間も止まることはないと考えます。

bofd
質問者

お礼

ニュートン力学では、「時間」と「物質の運動」は表裏一体で、前提条件になっている気がします(当方、素人なので、間違っているかもしれまん)。だから、「時間」については問わない=証明できない、となるのだと思います。 参考になりました。御回答ありがとうございます。

  • ranx
  • ベストアンサー率24% (357/1463)
回答No.1

理論上(相対性理論)は、 光速で動けば時間は止まるはずです。 もっとも、光速で動くことはできませんが。

bofd
質問者

お礼

ということは、「時間は流れつづける」という意見ですね。 参考になりました。御回答ありがとうございます。

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