適格請求書発行事業者

質問

ガイドをしていて
ツアー中、自分のお客さんをお土産屋さんに送客する契約を提案されました。

契約書に

適格請求書発行事業者の場合、税抜売上金額の10%を手数料としてガイドに支払う。

適格請求書発行事業者ではない場合税抜売上金額の9%を手数料としてガイドに支払う。

と書いてありました。この1%の違いはなんなんでしょうか？
お店側の利益と関係ありますか？
土産屋が、この２つの違いを説明してくれたのですがいまいち理解できません。すみませんがどなたかわかりやすい日本語で教えてくれませんか？

回答No.2

t_ohta · ベストアンサー

適格請求書発行事業者に対して支出を行った場合、その支出に掛かる消費税は仕入税額控除の対象となります。
なので、お土産物屋さんはお客さんから預かった消費税から、ガイドに払った手数料に掛かる消費税分を差し引いて納税すればいいと言う事になります。
しかし、適格請求書発行事業者で無い場合はガイドに払った手数料に掛かる消費税分を差し引く事が出来ないため納税額が増えます。

例えばお客さんが本体価格1,000円の土産物を買い100円の消費税を預かったとすると、ガイドに10％の手数料なら100円支払いますが、手数料が税込だとすると91円が本体価格で9円が消費税です。
なのでお店は税務署に91円納税すればよく、お客さんから受け取った1,100円のうち100円を手数料として払い91円を納税したら手元には909円残ります。
ガイドに9％の手数料を払う場合は仕入税額控除が使えないので、お客さんから受け取った1,100円のうち90円を手数料として払い100円を納税することになるので手元には910円残る事になり、どちらの場合も概ねお店に残るお金が一緒になります。

と言う事で適格請求書発行事業者か否かで支払う手数料率を変えていると考えられます。

補足

手数料が税込だとすると91円が本体価格で9円が消費税です。

すみません、式を教えて頂けますか？

回答No.3

t_ohta

＞　手数料が税込だとすると91円が本体価格で9円が消費税です。
＞　すみません、式を教えて頂けますか？

税込金額とは本体価格（100%）と消費税額（10％）を足したモノなので、税込金額を110で割ると本体価格の1％が計算でき、それを100倍すると本体価格が求められます。
なので 100円 ÷ 110 × 100 ＝ 90.9 となり四捨五入して 91円 となります。
91円の10％は 9.1円で四捨五入すると9円となり、本体価格91円と消費税9円を足すと100円になります。

補足

なるほど！とてもわかりやすいです。色々教えていただきありがとうございます！

例えばですが、私がお土産屋の人間で、ガイドに送客手数料を支払ってもらう立場だとします。

適格請求書発行事業者の場合、税抜売上金額の10%を手数料としてガイドに支払う。

適格請求書発行事業者ではない場合税抜売上金額の9%を手数料として送客してくれるガイドさんに支払う。

もし適格請求書発行事業者ではないガイドさんに、

適格請求書発行事業者ガイドさんは10%なのに、どうして私は9%と低くなるのでしょうか？と聞かれたら

適格請求書発行事業者ではない場合、お土産や側の消費税の負担金額が上がるため適格請求書発行事業者でない方は1%下げていると答えれば良いでしょうか？　もしわかりやすい説明があればアドバイスお願いします。

回答No.1

couchadaisuki

適格請求書発行事業者とは、
https://www.ntt.com/business/services/application/crm-dm/bconnection/lp/article-procedure-invoice.html#:~:text=%E9%81%A9%E6%A0%BC%E8%AB%8B%E6%B1%82%E6%9B%B8%E7%99%BA%E8%A1%8C%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E9%81%A9%E6%A0%BC%E8%AB%8B%E6%B1%82,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
適格請求書発行事業者とは、適格請求書（インボイス）を発行するために、税務署の審査を受けて登録される事業者を指します。適格請求書発行事業者の登録が済めば、適格請求書を発行することが可能です。

適格請求発行事業者にならないことで、取引にどんなデメリットがある？
https://www.finfin.jp/information/invoice/post_6.html