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枕詞の「刈萱の」について教えてください!!!
枕詞の「かるかやの」について。 昔和歌の中で「刈萱の」というのはどのように使われてきたのか、刈萱が歌に詠まれることによって、どういう効果があったのか、またその歴史について調べているのですが、なかなか資料がなくて困っています。レポートも占め切り間近ですし、かなり深刻・・・。 「かるかやの」が使われている和歌を調べてみて進めようと思っているのですがゆきづまってます。 ヘルプしてください!
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ご質問の内容を取り違えてたらごめんなさい。 図書館で正宗敦夫さんの「萬葉集總索引」(漢字篇と単語篇とがあったと思います)は調べてご覧になりましたか? 万葉集の歌だけですが、任意のキーワード(ご質問の件の場合「刈萱の」ですね)が含まれている歌は、全てこれで抽出できるはずです。 また、その他の歌集についても同様のものがあった....はず....です。(専門外なので、よく憶えてませんが(^^;) そうして和歌の内容を見ていけば、自ずと、使われ方にどういう傾向があるか見えてくるだろうし、他にどういう資料を読む必要があるか、あなたなりの視点が定まってくるのではないでしょうか。 どんな資料を参考にすればよいか、などの勉強法は、担当の先生に尋ねてみられたら、一番適切な回答がいただけるんじゃないかと思うのですが....。ともあれ、がんばってね☆
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かるかやが使われている歌 うづら鳴く狩場の小野のかるかやの思ひみだるる秋のゆふぐれ(堀河百首) み吉野の秋津の小野に刈る萱の思いひ乱れて寝る夜しそ多き(万葉) まめなれどよき名も立たず刈萱のいざ乱れなんしどろもどろに(古今六帖) まめなれどなにぞはよけく刈萱の乱れてあれど悪しけくもなし(古今・雑躰) こうして見ると刈萱は恋する者が、束にした刈萱が乱れるように、自分の心が 恋で思い乱れるさまを歌うケースが多いようですね。
お礼
(^0^) ありがとうございます! 感動。初めて質問してみました。 刈萱っていうのは、あんまり明るいイメージでは歌われていないんですね。 ありがとうございました。
- asuca
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刈萱はイネ科の多年草ですが、 かるかやの(刈萱の)は「乱る、つか(束)、穂」にかかる言葉ですね。 刈萱と言う歌もありましたね。 うづら鳴く狩場の小野のかるかやの思ひみだるる秋のゆふぐれ(堀河百首) これぐらいしか知りません。お役に立たないかと思いますが。
お礼
ありがとうございます! 参考にさせていただきます。すごいせっぱつまっていて、偶然みつけたこのgooのページ。 質問したけれど、アドバイスが返ってきてくれてるなんて正直思ってなかったもので、すごく感動しています。 ありがとうございました!!!
お礼
ありがとうございます!!!!(^0^) 参考にさせていただきます。 萬葉集には刈萱っていうのがいっぱいありました! 記紀・万葉時代というのは枕詞が盛んだったそうですね。 まだ勉強したてで日が浅いもので、これからどんどん知識を増やして行けたらなぁとおもってます。 アドバイスしていただいて本当にありがとうございました!