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苗字にならなかった?地名

武士が自分の所領であると主張するために、地名を苗字にしたといいますが、地名が苗字にない(またはレアな)地名が結構多いのは何故ですか? 例)苗字ない、またはレア 青森さん 千代さん 埼玉さん 新潟さん 甲府さん、府中さん 静岡さん 津さん、安濃津さん 和歌山さん 鳥取さん 岡山さん 広島さん 徳島さん 佐賀さん 熊本さん 大分さん 鹿児島さん

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.7

青森の語源は、江戸時代初期にそこを所領としていた弘前藩が港を作るにあたって、その港を作る場所の近くに青い森があって船乗りが目印にしたことからその港が「青森」と呼ばれるようになったからといわれます。 弘前藩の初代藩主は、津軽為信です。名字の津軽は津軽地方に由来します。しかし津軽為信は始め、大浦姓を名乗っていました。元々は南部氏の家臣だったので、もう南部の家臣ではないという意味も込めて津軽を名乗ったようですね。 じゃあなんで津軽県じゃなくて青森県になったのかというと、津軽と南部というのは今も言葉が通じないくらい違う地方でお互い対立しているからです。南部地方の人たちからすると津軽は「裏切者」なのです。400年前の話なんですけど。その南部の人と津軽の人がお互いに「その県名ならいい」と納得したのが「青森県」だったのです。 千代は国歌の「千代に八千代に」もあるように、おめでたい言葉です。明治天皇が京都から江戸(東京)に移るにあたってつけられた新しい地名です。つまり江戸時代に千代田(区)という地名は存在していなかったのです。 まあ事例をあげるのはこの二つくらいににしておきますが、質問者さんが挙げた地名の多くが「割と最近になってつけられた地名」なのです。新潟県も江戸時代までは「越後」と呼んでいましたからね。 江戸時代は今の新潟県とほぼ同じ範囲を越後と呼んでいました。明治になって廃藩置県をする際に、越後府、柏崎県、水原県、若松県などになり、越後府が新潟府に名称変更になって、それから色々紆余曲折があって柏崎県や水原県がなくなって新潟県に統一されるようになったのです。 武士ってのは平安時代末期から戦国時代までにかけて成立した階級なので、その時代に存在しなかった地名は名字にはならないですよね。 しかし江戸時代までは名字を持たない人たちが大勢いました。名字を持つというのはステイタスだったのです。それが明治時代になり国民全員が名字を持つようになったので、そのときに地名にあやかって地名を名字にする人はいました。 ただその人たちはそれまで名字を持たなかった人たちですから、武士ではないですよね。ですので由緒ある家系の人で「新潟さん」は存在しないのです。

その他の回答 (6)

  • MT765
  • ベストアンサー率57% (2080/3618)
回答No.6

例えば「静岡」などは明治時代以降の呼び名ですから名字になる可能性はなかったと思います。 他の県名も平安時代末期には別の呼び名だったのではないでしょうか。 参考 【名字の歴史と由来。自分の名字はいつから始まったのか?】 https://ka-ju.co.jp/column/myoji

回答No.5

検証動画を思い出しちゃいました。 【検証】苗字が都道府県の人、47都道府県全て存在する説【苗字】 https://youtu.be/7mDHTQsAuAA 【検証】苗字が都道府県所在地名の人、47都道府県全て存在する説【苗字】 https://youtu.be/1igoQRD5c_c 所領を自分の苗字にした人もいましたが、それは「武士」の時代のことではなく、それよりちょっと昔の話ですね。 時代を経て領地の主が滅んだり、苗字を変えたり、主が変わったりしてその所領地の姓の人が居なくなったというケースもあります。 大体は先祖の出身地や職業を苗字にしている人の方が多いようです。 佐藤さんとか鈴木さんとかは職業由来ですね。

  • SORA5495
  • ベストアンサー率16% (41/245)
回答No.4

多分全員いるよ。125,440,000人に聞いた?

回答No.3

質問に書いている苗字で気になったのですが、「広島さん」は確か北海道北広島市に多くいますよ。 確か広島県から北海道に入植して定住したとかで「先祖は広島出身」という人がいるらしいです。

  • ishi_saya
  • ベストアンサー率27% (84/310)
回答No.2

あなたが挙げている地名は、県とか市とかになっているものです。武士が持っていた領地はそんなに広くはありません。ほとんどは、字の地名です。

  • aeromakki
  • ベストアンサー率36% (870/2378)
回答No.1

元々は別の地名があったり、廃藩置県で急ごしらえで充てられた地名など、比較的新しい地名は、名字として少ないですよ。

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