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古典でラブラブな話しや歌が嫌いです。
中国の詩経には『女性の一方的な片想い』や『女性が嫁となってくれて夫は一安心、家庭は将来安泰だ』的な詩が沢山あり興味を引かれます。 唐詩選には恋愛系の話しはなく、自然観賞が多く楽しいです。 それに比べ日本古典や万葉集には自然観賞もあるが、大部分が『男女の恋愛、夫妻の歌』ばかりで男女共に平等的であくびが出ます。 何故日本と中国でここまで差があるのでしょうか? 日本古典を読むのは止めた方が良いですか?
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古典漢詩にも恋愛を描いたモノありますよ!! もちろん詩経にも収録されてます。 恋愛を扱った漢詩で有名なのは「長恨歌」です。 紫式部が影響を受けました。 日本では有名ではありませんが、女流詩人のは恋愛を歌われております。 日本は割と恋愛・結婚と政治が結びつくことが多く、中国は政治と恋愛を分けていた傾向があります。 中国は古くから女性のせいで国が乱れることが多かったと伝えられています。 日本の和歌は恋愛で発展していったのに対し、中国の漢詩はほぼ男性社会の中だけで発展していったのです。 恋愛歌などは淘汰されたようにも感じますね。 検閲制度もありましたし。 女性が発表しても世の中に出すには相応しくないと闇の中に葬られた時代もあったようです。
補足
中国の女性は昔も今も自己主張が強そうなので日本女性とは別人ですね。