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日本の経済の真実とは?
- 日本人は知らない…いま世界中の国が「日本化」に怯えているという「信じたくない真実」
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経済や財政・金融に興味がある、ただの年寄です。 「記事1」は、第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト・永濱 利廣氏の主張ですが、私は、永濱氏の考えを従来から全面的に支持しています。 この記事は、永濱 利廣氏が主導してまとめた、「21世紀政策研究所」の研究プロジェクト「中間層復活に向けた経済財政運営の大転換」という報告書から一部を抜粋したものと思います。 この報告書は、経団連経由で自民党政調会に今年の6月ごろ提出されています。 報告書 http://www.21ppi.org/pdf/thesis/220602.pdf 第1章 エグゼクティブ・サマリー(20ページ)で概要が分かります。 低迷し続ける日本経済の現状の認識、そしてそうなった原因についての見解・分析は見事です。 一言で言えば、デフレの解決策は「積極的な財政出動」すべきということですね。 この主張に賛同する自民党の有志議員が「責任ある積極財政を推進する議員連盟」を立ち上げ、今回の防衛増税に真っ向から反対して、増税は先送りされ、まずは国債発行で賄うと決まりました。 国債をあたかも国の借金であるという間違った考えを正すべきと主張しています。 「記事2」は、読売新聞の記事ですね。 日本生産性本部発表のレポートを記事にしたものですから、このとおりだと思います。 生産性に関しても上記の永濱 利廣氏の報告書に詳しい分析・見解が出ています。 「記事3」にある、「対外純資産は411.2兆円で31年連続で世界最大」だから、日本は世界一の金持ち国家と評価する人もいます。 そうとも言えます。 しかし、「対外純資産411.2兆円」と聞いても、日本の経済力や国民の豊かさには直結していませんね。 411.2兆円とは、財務省が円換算しただけの数値であって、実際は米ドルで誰かが(主に民間企業)保有しているわけです。 米国は、双子の赤字(財政赤字と貿易赤字)をずっと抱えており、対外純資産は、10兆ドルを超す”赤字”だそうです。 でも、米国の経済力はピカ一で、国民の生活も豊かな感じです。 私は、このからくりをうまく説明できません。 とりとめのない作文のような回答になってしまいましたが、ご容赦ください。
お礼
頂いたお話をよく勉強してみます ありがとうございました