「年収の多い少ない」は、その人の魅力とは直接は関係がありません。もちろん「釣り書」を重視する「婚活」などで人気があるのは「高年収」の人でしょうけれど、縁談にはどうしても利害損得の計算が働くので、そのことと「その人の魅力」とは少々話が違います。
回答者が子どもの頃の日本は全体として貧しかった上に貧富の差が現在よりずっと大きく、家にマイカーや複数のゴルフセットがある金持ちの家の子もいれば、天候にかかわらず同じ長靴を履いてくるような貧しい家庭の子もいましたが、別に「お金持ちの家の子が特別人気がある」わけでもありませんでした。
子どもの世界で人気があったのは勉強でも運動でも何か優れたところがあったり、友達の面倒見が良かったり、面白いことを行って級友を笑わせたりするような子どもでした。
それから半世紀以上たって高齢者になると、「現役当時より年収が下がるのが世のならい」で、他人の年収はさらに気にならなくなりました。もちろん、高収入でも低収入でも、あまりに自分の生活とかけ離れていれば「住んでいる世界が違う」と感じる場合もありますが、それは「その人の魅力の有無」とは違う次元の話で、またそういった両極端のケースはそれほど多くはありません。
お礼
子どもの頃の貧富の差より、大人になってからのほうがかんじますね。年収の低い人より、上の人の生活に憧れる人が多いのでは。例えば雑誌のインテリア紹介というのは、芸能人や派手な職業のひとが自慢してる。それを良いと思う人が多いのか、マスメディアが憧れろと仕掛けるのか。