- ベストアンサー
死刑が確定してから執行されるまで
こんにちは。先日池田小学校事件の詫間被告の死刑が執行されました。通常死刑が確定してから執行されるまで4年前後かかるそうですが、今回は1年ほどでのスピード執行だそうです。そこで素朴な疑問なのですが、なぜ通常は4年もかかるのでしょうか?その間何をしているのしょうか?生かせているだけでわれわれの税金が投入されているのに。手続き上のことなのでしょうか?どなたかご存知の方お願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結局、死刑というのは最高刑な訳ですから、 どう異議を申し立てても、これよりも悪くなることは ありません。 ですから、普通の死刑囚の場合、 「死刑は憲法違反である」 「量刑不当である」 等々の理由を付けて、再審の請求を繰り返すのが普通で、 この場合は刑法の6ヶ月ルールは適用されません。 これが長引く理由の一つです。 また、死刑自体を執行したくないという大臣は いままでに間違いなく居ましたが、 アムスティの資料によると、 結局死刑執行の無い年はありません。 つまり、消極的な大臣でも 多少は執行していたようです。
その他の回答 (5)
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
『死刑』は、刑事訴訟法で、「判決確定の日から6ヶ月以内に」また、監獄法により、「監獄内の刑場において」「絞首」により行われます。 慣例により、10年ぐらい執行されないということですが、その理由は、『再審』の可能性があるからです。 死刑反対論者などによると、「誤審」を防ぐため などと表現していますが、それを認めてしまうと、裁判の存在自体の否定につながります。 http://www.amnesty.or.jp/ http://homepage2.nifty.com/shihai/ http://homepage2.nifty.com/shihai/message/message_dando.html http://www.foxjapan.com/movies/minority/
お礼
ご回答ありがとうございました。誤審を防ぐためとは・・・・裁判は何のためにあるのかわからなくなってきますね。
- jewels
- ベストアンサー率62% (17/27)
今回の死刑執行のスピードは、法律的にいったらまだ遅いものなのです。 本来なら確定判決に日から6ヶ月以内に法務大臣は命令をしなければならないのです。(刑訴475条2項) 死刑について多くの議論があるため、死刑執行は大いに考えさせられます。法務大臣もそうでしょう。 しかし、大臣が刑訴法を守っていないという現実をどうとらえるか…。 税金が使われているということを考えると質問者さんのご意見にも納得します。 なにがいい方法なのか、議論を重ねるべきでしょうね。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。本当に死刑は難しい問題ですね。諸外国でも死刑制度をめぐってはいろいろ議論がめぐらされていますが、日本はすべてにおいて秘密な感じですよね。刑の執行にしても、それまでのいきさつにしても。不思議です。
- fox1
- ベストアンサー率20% (117/577)
ニュースの受け売りですが 実際 法律上6ヶ月以内に刑に処さないと いけないらしいですが No2patirikoさんの 書かれているように「法務大臣の印」がないと 執行できません。 法務大臣は 自ら殺人の許可を出すのが嫌なので 先延ばし状態になるのが一般的な定説です。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。法律上6ヶ月以内に執行されなくてはいけないと決まっているのだったら大臣として法を尊重するべきですよね。でないと法律の意味がないような気が・・・・気持ちはわからないでもありませんが・・・
- patiriko
- ベストアンサー率21% (3/14)
死刑の執行には法務大臣の印が必要となるのですが、法務大臣は人を殺すということを最終的に許可することになるので、判を押すのを嫌がりなかなか押さないそうです。自分が法務大臣の間には死刑執行が行われないように判を要求されてもとぼけたりすることもある、と聞いたことがあります。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。そりゃそうですよね。私が大臣でもやっぱり躊躇すると思います。うーんでもその間に私たちの税金が投入されるのはちょっと・・・難しい問題ですね。
お礼
早々のご回答ありがとうございます。疑問に思ってるのは私だけじゃなかったんですね(あたりまえだけど)参考になりました。ありがとうございました。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。大体において死刑囚とは殺人犯、それも凶悪(複数殺人等)事件の犯人だと思います。その人たちが生き延びようとあがいてその度に寿命が延びるというのは不公平ですね。