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死刑執行について

なぜ死刑確定してから執行まで時間がかかるのでしょうか? 最終的には法務大臣のサインがあれば5日以内?で執行とありますが・・ 再審請求中でも執行される場合がある?との噂も聞いた事もありましたが・・。 何十年も執行されず拘置所に税金で居ると思うと何だかおかしいと思うのですが。 <大臣の気持ち一つ>?なのでしょうか? 早く執行されても 亡くなられた方は戻って来ない訳ですが 被害者側の気持ちを思うと・いたたまれません。 どうして遅いのでしょう?  

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回答No.9

>最終的には法務大臣のサインがあれば5日以内?で執行とありますが・・ これは死刑執行命令書と呼ばれる書類に基づいた法令です。 この死刑執行命令書が作られる前段階で複雑な手続きが取られています。 法務省は「死刑囚の心情の安定」を理由にして詳細な内容を公表していません。 推定したものが下記のサイトにあります。 参考 死刑執行までの手続き http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/7136/tetuzuki.html 法律論的には、法務大臣が捺印しているのは死刑執行命令書という書類を法務大臣が認めたという意味です。 つまり法手続き論上は法務大臣が死刑を命じているのではなく、死刑を執行しても差支えがないと判断して死刑執行命令書なる書類を作成した役人が決めたものだとも言えます。 このようなこともあり、法務省としては誰がどの段階で書類を作成しだれが認めていたのかということを外部には発表しません。 対外的には、全て法務省の最高責任者である法務大臣の責任としています。 >再審請求中でも執行される場合がある?との噂も聞いた事もありましたが・・。 死刑の執行を遅らせるために再三再審請求を出す死刑囚もいます。 先に出された再審請求の理由が裁判所で認められなかった場合は新しい理由を考えて請求しますが、法務省としてその理由に妥当性が無いと判断すれば死刑執行命令書の作成に入ります。 ><大臣の気持ち一つ>?なのでしょうか? 必ずしもそうとは限りません。 >どうして遅いのでしょう? お役所仕事だからと言ってしまえばそれまでですが、幾つもの部署で書類の作成、認可が繰り返されています。 お役所の書類ですので作成に当たって膨大な裏付け資料を集めます。 更にその書類を認可する立場の上司も認可する論拠となる裏付け資料を集めて上がってきた書類をチェックします。 手続きを複雑にしているのは、死刑の執行を定めた刑事訴訟法475条に第2項という但し書きが定められているためです 参考 前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。 法律用語としての「これをその期間に算入しない」という文章が一般の人には極めて分かり難いということです。 平たく言えば再審請求が出されていたり共犯者の裁判で判決が確定するまでは死刑の執行を先延ばしにしてもかまわないということです。 冤罪がどうのこうのということで死刑の執行が遅れている訳ではありませんのでご注意下さい。

noname#252484
質問者

お礼

なるほど・・不勉強でした。 やはり 仕事とは言えお役所のやる事ですから時間がかかるのか・・?。 歯がゆい想いですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (8)

  • fujic-1990
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回答No.8

 いろいろ理由はありますが、NHKの人気番組登場人物「チコチャン」流言い回しをすれば「(最高裁)裁判官の判断なんて信用できないからぁ」という言葉に収れんするだろうと思います。  細かく言えば (1)裁判官には、真実を見抜く力がない。能力を信用できない。故に、えん罪が疑われる。 (2)日本は4権分立の国である。法務大臣は判決も法律も無視してよい。  例えば、法務大臣である自分持つ疑い(えん罪カモ)が裁判官の死刑判断より上位にある。また、死刑判決が出てから6か月以内に執行しなければならない、という法律よりも、法務大臣の意向(死刑なんてしたくない)の方が上位にある。  国民、特にマスコミも4権分立制度を支持していて、批判を受けない。 (3)死刑を執行させると、裁判官の能力、ひいては判決の正しさを信用していない国民、特にマスコミから自分(法務大臣)が叩かれる。法を誠実に執行しただけの自分(法務大臣)が叩かれるのは不当だ、理不尽だ。そんな仕打ちを受ける死刑執行はやりたくない。 (4)死刑を執行しないと、マスコミから「人権派」としての賞賛されて、選挙時に有権者からもらえる票が伸びる。少なくても、減らない。 (5)逆に、「鬼畜・悪鬼」のようにマスコミに叩かれると、それを信じた有権者から選挙時にもらえたはずの票が減る。 (6)例え、人を何人も殺した人であっても、自分が人を殺せと命令するのは寝覚めが悪い。  エトセトラエトセトラ。  ということで、死刑は執行しないのです。  が、が、が、形式上そのような「最終判断」をするのは法務大臣ですが、実際には、日頃の大臣の言動から大臣の気持ちを「忖度」した法務官僚が、死刑執行の提案書(大臣認可書?)を大臣に提出しない。  だから、大臣は、「自分が法律や判決を無視している」という罪悪感を持たずに、安穏として大臣報酬を受け取っていられる、というのが本当のようです。

noname#252484
質問者

お礼

まさに、国民の税金の無駄遣いをしてますね。 ありがとございました。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.7

こんにちは。 帝銀事件の犯人とされ「獄中死した平沢貞通」画伯のように歴代の法務大臣も「冤罪ではないか」と疑う死刑囚もいるでしょうし、在日米軍基地から盗んだ拳銃で連続射殺事件で逮捕された犯行当時は未成年者だった永山則夫(死刑執行)のように獄中で「無知の涙」という著書を出すほど「犯行を反省させる目的もある」ので裁判で死刑が確定しても直ぐには死刑執行しないのではないでしょうか。 最近では、地下鉄サリン事件などの事件を起こしたオウム真理教の麻原(松本)や教団幹部達が大量に死刑執行されてますが、教祖の麻原に騙されてたと「犯行を反省してた教団幹部もいた」そうですから、そのような反省させる期間を設けるためにも直ぐには死刑執行させないのではないでしょうか。

noname#252484
質問者

お礼

囚人も<人>ですからね・・・。 歯がゆい気がします。 ありがとうございました。

回答No.6

 麻原のような大悪人であっても死刑に反対の意見が出てきます。犯行の経緯などを知らない一般民衆だけではなく、反対者の中には政治家やジャーナリストまでが含まれ、弁護士資格のある者までいます。  打たれ弱い法務大臣であればそのような批判を受けること避けるため、執行の決定をしません。2,3年の間、事なかれで終われば後任者に自分の責任を丸投げすることもできます。  今回のオウム幹部に対する死刑執行の命令を出した上川法務大臣は、オウムの残党の報復から身を守るため、生涯警護がつきます。そのくらい危険な職務なので、執行を回避しても同じ給料を得られると考えるなら回避することに決め込む者がでることが考えられます。

noname#252484
質問者

お礼

総理大臣が最終決定した方がいい気がしますね。

  • lcn83
  • ベストアンサー率7% (1/13)
回答No.5

こまかな理由は解りませんが 海外からの批判も大きく絡みなかなか執行できないのもあるのだと思います。 日本は異常なほどに海外の目を気にしますからね でも、いつ執行されるかも解らないという気持ちのまま過ごすのは相当に厳しい事だと思いますよ。死んでしまえばその苦痛も終わりです。 税金云々の話は大いに有りますが確定後すぐに執行より不特定にする方が犯人を精神的苦痛に追いやる期間ができて良いのではないかとも思いますね。

noname#252484
質問者

お礼

なるほど、生き地獄・精神的苦痛を与えるのですね。 ありがとうございました。

  • toshi1860
  • ベストアンサー率14% (14/95)
回答No.4

恐ろしいほどの脳天気な性格らしいが、裁判官をなんだと思っているのだろうか。神?それとも絶対に間違いを犯さない天才? 頭に何も無いものにとっては、裁判官は間違いを犯さないと思い込んでいるようだが、並の頭を持っていればそんなことはあり得ないと言うことくらいすぐにイメージできるはず。 これまでに散々冤罪の証拠はどっさりと提示されてきた。 テレビ局などの検証でも警察の提示した犯行時間や様々なありえない事実を提示してきたが、裁判所と警察、検察はグルなので、いったん決めたことは余程のことがない限り変えることはない。 1度でも犯行を自供してしまったら、非情で冷酷な裁判官はそれを理由にあくまでも被告となった人を犯罪者にしてしまう。 裁判官は真実を追究するとか、間違ったことをただしてくれるなどと言うことは幻想なのだ。裁判官、検察、警察は仲良しグループを形成しているといったジャーナリストが居たが、いったん被告人の席に着いたら最後、よっぽど運が良くまともな裁判官に出会わない限り考えられる限り最悪の結果が待っているに決まっているのだ。そして、まともな裁判官に会うことなんて、殆どないに近いくらいに奇跡的なことなのだ。 従って、何も犯罪に関与していなかったとしてもいつ自分が犯人に仕立て上げられても不思議ではないと言うことを考えておく必要がある。 もし、犯していない罪で逮捕されたら、警察は昼夜を問わず厳しい取り調べという恐ろしい精神的な拷問を仕掛けてきて自供を強要してくるが、いかにつらくても絶対に自供してはだめなのだ。 裁判になれば、裁判長に言えばなどと言うことは絶対に考えてはいけない。裁判長に正義や公正などと言うものがあると思っていたら大間違いなのだ。 今は殆ど消滅状態になってしまったが、10年くらい前に放送されたザ・スクープという番組があって、日本の裁判がいかに酷いものかを訴える番組を毎週放送していたが、おそらく権力側から強力な圧力がかかってきたのだろう。今や開店休業の状態になってしまった。あの番組では、いかに裁判長というものが酷い輩の集まりかと言うことを嫌と言うほど見せつけられたが、あの番組を見ていた者は上記の話に完全に同意をしてくれるはず。あの番組では正義感など薬にしたくもないという輩ばかりが登場してきて、これがほんとうに日本で行われている裁判なの!こんな冷酷で非情な馬鹿がほんとうに裁判官なの!と毎回唖然としたものだった。 裁判官というのは、この国では聖域なのだ。 どんなでたらめなことをしようが一切問題にならない。 でたらめな裁判で罪の無い人が長期間牢獄に入れられても、そうした悪質きわまりない判決を下した裁判官は何のおとがめも受けないし、マスコミも何も言わない。 このことを良いことに、日本の裁判官は腐るだけ腐っている。それなのに、マスコミも政治家もこうしたでたらめな状態を放置したままだ。 結局、政治家もマスコミも自分たちが被害に遭わなければ良いのだ。国民がどれほど酷い目に遭おうが、そんなことはどうでも良いと思っていることは間違いが無い。 かつて、戦前には社会主義者ということで活躍していた人々は大変な弾圧をかけられて悲惨な最期を遂げている。そうしたことを乗り越えて現在があるというのに、共産党も社民党も社会党の影響下にあった人々もたくさん野党の中に入るはずなのだが、自分たちの先達が受けた苦しみを忘れたかのように人権には無関心だ。 日本では起訴されたが最後99.9%以上が有罪になるのだが、こんな国は先進国は勿論途上国でも北朝鮮のような独裁国家以外ではあり得ない。 この事実は、多くの人が冤罪の被害者になっているということは十分すぎるほど予測がつくことなのに、政治家もマスコミも知ったことかという態度だ。 現状では裁判官に公正など望むだけ無駄だ。 いつの日にか裁判官は人工知能の発達によって無くなるとされている。人権という観点からは、一日も早く裁判官から人工知能に置き換えるべきなのだが、ただ、このような人権無視が当たり前の国で、その様なことが世界に先駆けて起きるとは到底考えられない。皆事なかれ主義で、自主性など薬にしたくも無い国民性だから。 アメリカやヨーロッパで取り上げられればあるいはということもあるが、最後の最後になることだろう。 とりあえずは、公正を期待するのであれば、裁判員の拡充を政治家に求めていくしかないのではないか。今は、重罪犯だけが裁判員制度の対象になっているが、全ての裁判に裁判員をということだ。 世の中の多くの頭がお花畑状態の馬鹿は刑罰が確定した者は、必ずその刑罰に見合うだけの罪を犯したと思い込んでいるらしい。 しかし、この国では冤罪は日常なのだ。 馬鹿には理解できないだろうが、これまでマスコミで取り上げられて大問題になったものだけでも10指に余る。 勿論、マスコミに取り上げられないもの、それほど重罪で無い場合も含めたら膨大なものになるだろう。 第3者から見てたいした罪で無くても裁判で有罪となったら、殆どの場合その人にとっての人生が全くそれまでと違ったものになってしまう。会社は首になるし、妻子がバラバラになってしまい、どん底の生活が待っていることは確実だからだ。まさに、その後の人生において殆ど死刑を下したも同然となるだろう。 冷酷で非情な日本の裁判官は、他の国であれば無罪になるようなものに有罪の判決を下して恬として恥じない。 こうしたことの一番の問題点でもあり、原因でもあるのが警察と検察の癒着。さらには検察と裁判所は一体化しているために公正も無ければ公平も無い。正義すら無いというのが日本という遅れた国の裁判所なのだ。だから、起訴されたが最後99.9%以上が有罪になる。この数字は裁判官が冷酷な人でなしで、人間性のかけらもないと言うことを明確に物語っている何よりの証拠だ。 先進国は勿論、途上国だって99.9%以上が有罪などと言う国はまずないだろう。 日本でも建前としては疑わしくは被告人の利益にと言うことになってはいるが、現実の裁判官のやっていることは、疑わしきは罰するのはもちろん、疑わしくなくたって有罪ということなのだ。逆に、裁判官がこのように思っていなかったら99.9%以上が有罪などという数字は決して出てこない数字だ。 言うまでも無いことだが、日本以外の先進国では有罪率は80%くらいが普通だからだ。これは日本以外の国では無罪判決を受けているはずの人の多くが、日本という遅れた国では有罪判決を受けていると言うことでもある。

noname#252484
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11072/34514)
回答No.3

死刑というのは、国家による殺人行為です。人を殺したらその罪を咎められるのに、死刑の判決が出たら人を殺すのは認められるというのもおかしいといえばおかしな話です。 「お前は人を殺したのだから、死刑によって殺されるのはやむを得ない」のなら、やむを得ない理由によって殺人をした人は無罪になったっていいはずです。でも、どんな理由であれ人を殺したらその罪は問われ、断罪されます。過去には執行猶予がついた温情判決が出たこともありましたけどね。 しかもその刑を執行するのは、判決を出した裁判官でもなければ法務大臣でもありません。実際に処刑するという気の重い仕事は現場の人にやらせているわけです。後片付けも含めてね。質問者さん、ひょっとしたら「死刑執行のボタンを押してみたい」くらいは思っているかもしれませんが、その処刑した死体を下ろしてお棺に詰め込む作業はしたくないでしょ? 国家の名の下に実行される誰にも断罪されない人殺し行為なわけですから、そりゃ慎重なうえに慎重であって当然だと思います。また極めて稀ながらも、冤罪ということもなくもないですからね。 彼らの維持費のために税金を投入するっていうけれど、刑務官の人件費は変わらないし、死刑囚が多少減ったところで電気代や水道代も変わらないでしょう。空き部屋を人に貸すわけにもいきません。せいぜいが食事代が少しかからなくなる程度でしょうが、そんなに大騒ぎするほどの金額にもならないでしょう。ひとり一日数百円程度で、それが質問者さんの支払う税金にどれだけ影響するかというと、2円にもならないと思いますよ。

noname#252484
質問者

お礼

どうもありがとうございました。

noname#233150
noname#233150
回答No.2

すぐに死刑を執行すれば死刑になるほどの大罪を犯した人間を、易々と楽にするから、じっくりと罪と向き合わせ、死の恐怖を与えてからでないと意味ありませんから。

noname#252484
質問者

お礼

極刑ですから・・そうならざるを得ませんね・・。 <生き地獄>を味あわせる・・ ありがとうございました。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.1

・冤罪の可能性。 ・大臣がハンコを押すことを嫌がる。 ・再審請求が上がっている。 大臣のハンコについては裁判所の結果を内閣が判断することで 三権分立ではないので廃止し、裁判が確定したら何日目にというふうに 粛々と進めるべきかと思いますね。

noname#252484
質問者

お礼

下手に感情を入れずに粛々と・・機械的に・・。 でないと・・心が折れますよね。 ありがとうございました。