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オウム事件の死刑執行について
- オウム高橋さんの逮捕により、一連のオウム事件は一区切りとなるのでしょうか。
- 死刑判決を受けた人物の中で実際に執行された人はいるのでしょうか。
- なぜ法務大臣は死刑の執行を行わないのでしょうか、理解できません。
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全く逆の観点から死刑の執行は保留されているのです。 死刑だけは、執行後の訂正は出来ません。 このため、他にも重要容疑者が逃亡を続けている間は、死刑の執行を先送りにするのが慣例です。 なぜならば、逃亡中の容疑者が、先に逮捕された容疑者からえた情報をひっくり返す証拠を持っているかも知れません。 先に逮捕された容疑者は、自分に関する犯罪は、出来るだけ軽くなるように自供している可能性は充分にあり得ます。 その結果、現在は死刑囚だが、本当は無期懲役か有期刑が妥当かもしれない人間がいるかも知れない。 関係者、全員から話を聞いていないのだから、先に逮捕された容疑者から得た、数々の犯罪に関する情報と役割が100%正しいとは言えない可能性もあります。 逃亡中の指名手配犯(重要容疑者)全員の身柄が確保され、全員から犯した罪について自供を得られる事が重要。 関係者全員から、事件について聴取する事により、はじめて事件の全容というジグソーパズルが完成し、はじめて、本当の刑罰が確定します。 死刑は、他の刑罰(時間刑)ではないので、罪人同士でも「一方聞いて沙汰するな」の教えの上で執り行われています。
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- rikukoro2
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死刑判決がでても少しの間は猶予期間があります。 今回のオウムの場合『組織犯罪の死刑囚』という理由があります。 これは共犯が逃亡していたり公判が終了していないため、死刑執行が行われていない例がある(例として連合赤軍事件の死刑囚や三菱重工爆破事件の死刑囚など他にも前例があります) これは他の裁判など供述が必要とか理由があります。
お礼
大変よくわかりましたが、 なんだか釈然としません。 逃亡しているものが自殺などしていた場合、 永久に自供は得られず、 そうするとほかの死刑囚の執行が出来なくなり、 結局死刑判決を受けたものが、 天寿を全うすることになり、 刑罰をなにも受けていないことになっちゃいます。 どうしても不思議で仕方がありません。 ありがとうございました。
お礼
なるほど、やはり日本は自供至上主義なんですね。 そうなるともしも菊地や高橋という特別手配犯が、 どこかで自殺していた場合などは、 他の人の死刑は執行されず、 天寿を全うすることになるんでしょうかね。 それまた僕にはちょっと理解できません。