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なぜヤクザは目上に「お疲れ様でした」じゃないの?
ヤクザって上下関係が厳しくて礼儀にはものすごく煩いですよね。 お茶を出すときは唾が入らないように湯呑を自分の頭より上にした状態で持ってこいとか。 そんなヤクザの礼儀で分からないのが映画などでよく見かける目上の人間への挨拶で「ご苦労様です!」という言葉。 ご苦労様って今のビジネスマナーでは同僚以下に対して使う言葉とされていて、目上の人間へは「お疲れ様でした」を使うべきみたいな話があったと思います。 親分や兄貴分とかに「ご苦労様でした!」なんて言って、「ワシはお前の目下か!?ボケェェッ!!」とか言って怒られたりしないんでしょうか? 昔は目上の人間にもご苦労様という言葉を使って良いとされていたようですが、今やビジネスマナーでは違うわけで、インテリヤクザなんて出てきてその辺の常識も知ってそうなのに、なぜ「ご苦労様でした!」を使い続けるのか? 何か事情があるんですか?
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- fujic-1990
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「ご苦労様」は目下が目上に言うことばでしょう。 目上から目下へなら「苦労(であった)」「大儀(であった)」だと思います。目上(殿様)が目下(家臣)に「ご〇〇様」などと言うとは思えません。 歴史物大好きな私ですが、私は大学を卒業するまで「お疲れ様」などという挨拶は訊いたことがありませんでした。大学にはいろんな地方から学生が集まっていたのですが、ねぎらいの言葉と言えば専ら「ご苦労様」でした。 むしろ朝集まったばかりでの挨拶に「お疲れ様」なんて言っているのを聞いて笑っちゃいました。「朝から疲れていてどうすんだよー」って感じでしたから。 「お疲れ様」なんて挨拶に、自分のために苦労を掛けた相手に対する「感謝の気持ち」「ねぎらう気持ち」は入っているんでしょうかね? 「あけおめ」とか書いてよこしても「おめでたい」と言っている本気を感じられないのと一緒で、「お疲れ様」にもとっても「俺には関係ナイからどーでもいいけど、一応言っておこうか」的な「軽い」気持ちしか感じられません。すきじゃない挨拶です。
- sutorama
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諸説前提 --- 江戸時代には目下の者が使っていたご苦労様は、大正時代には現在のように主に目上の人が使う形に変化しました。変化した背景には、軍隊の影響があると考えられています。 大正時代以降には軍人が増え、徴兵された男子に対して「ご苦労様」と声を掛けるようになったことで、市民にも広まっていったと考えられています。それまでの武家社会で使われていた『大儀であった』が、時代遅れのように感じられたことも理由でしょう。 --- https://dime.jp/genre/1117662/
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2015/6674)
「お勤めご苦労様です」の略ですから、目下に使う言葉とは言えないでしょう。 刑務所から出てきた親分に「お疲れさまでした」と言ったらそれこそおかしいですよね。何が疲れたんじゃぼけぇぇぇ!って言われます。
- f272
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もともとご苦労様は目下から目上に使う言葉です。その時代では,目上から目下に使うときは大儀であったなどと言います。これが現代ではご苦労様は目上から目下に使う言葉に変わってしまったのです。大正時代頃に変化したと言われています。