何親等離れれば近親交配にならないのか？

質問

思うんですが、今の人類ってどこかしらで血がつながってるんじゃないかなと。
というのも、もともと太古の時代は世界人口なんて数万人だったでしょうし、それが今や80億人ですよ？

知らないうちに遠い親戚と結婚して子供作ってたとかありそうなんですが、近親交配って障害を持った子供が生まれるわけですよね。

でも普通に生まれてくる子供の方が多いということは、ある程度親等が離れれば近親交配じゃなくなるラインがあると思うんですが、どれくらい離れれば安心なんでしょうか？

たまに親が若くて精子や卵子の老化関係なく障害を持って生まれてくる子供がいるのは、実はその夫婦は少し近めの親戚である可能性があるんじゃないかなと。

少し近めと入っても親戚と認識できないほど遠い親戚ではあるけど、遺伝子的に近い親戚？というかなんというか。

一般的にどれくらい離れれば、近親交配に当たらず子供を作るのに支障がないとされているんですか？

回答No.3

t_ohta · ベストアンサー

「明確な学術的見解というのは無い」と言うのが答えですね。
人間の世界ではタブー視される傾向にあるため、実際に近親交配で生まれた子が居たとしても表だって公表されないため、問題があったのかどうか検証出来るだけのデータが存在しないそうです。
動物の交配を見た場合、近親交配だから問題のある子供が多く生まれるという傾向は余り無いため、近親交配をタブー視する人間の倫理観を補強するための俗説だという学者もいるそうです。

回答No.4

eroero4649

＞法的な話ではなく、生物学的な話を質問しております。

約7万年前に起きたインドネシアのトバ火山の破局噴火によって、現生人類は約1万人まで数を減らしたのではないかといわれているので、生物学的には現生人類は全員遠縁にあたるといえるかもしれません。
DNA的には、コーカソイドとモンゴロイドは東アフリカにいたネグロイドをルーツにしているので、コーカソイドとモンゴロイドの遺伝子の違いより、ネグロイド同士の遺伝子の違いのほうが大きいです。
例えば陸上短距離では白人、東洋人は黒人選手に全く勝てません。陸上短距離に強い黒人選手のルーツを辿ると、ほぼ全員西アフリカにたどり着きます。だから西アフリカにいるネグロイドの遺伝子の何かが陸上短距離に優れたものを持っていて、東アフリカをルーツにする白人（コーカソイド）と東洋人（モンゴロイド）は勝てる遺伝子を持ち合わせていないということになるのだろうと思います。

近親交配の何がいけないのかは、まだまだ未解明の部分は大きいと思います。天皇家やハプスブルク家の人々に起きたことを考えれば近親交配はよろしくないんだろうなというのは推測できますね。
競走馬も血が濃すぎると足元が弱い馬が出てきがちです。というか、サラブレッドそのものが3頭（本当は4頭ですが、実質3頭みたいです）をルーツに辿れてしまうので、まあいうなれば全員が親戚です。だからサラブレッドくらいですよ、「ただ走っただけで骨折する動物」って。野生じゃありえないじゃないですか。どんだけ足が速くても、骨が折れたら天敵に捕まって食べられます。サラブレッドは全員近親交配だからただ走るだけでも骨折してしまうという弱い動物になったといえるのではないかなと思います。

回答No.2

bellflaw17sai

親戚じゃなくても劣性遺伝する遺伝病の遺伝子を両親が持ち寄ればその病気が発生しますし
遺伝子がそろわなければ兄妹でも健康に生まれてくるはずです

要は確率の問題なので
何親等離れれば必ず大丈夫
というラインはありません

Aaから始まったら相手にAAを選んだとしても
子供がAaである確率は50%
その相手がさらにAAだったとしても
その子供がAaである確率は50%
なので
運が悪いといつまでも残りますので
一回AAになってもまたAaの人と結婚したら50%の確率で子供がAaになりますし

認識できないほど遠い親戚だったら気にしなくていいと思いますが

現在は技術の進歩で全遺伝子解析するのもお金払えばできますので
気になるなら自分と恋人の遺伝情報を調べて
発現する可能性のある遺伝病のリストでも作ってみてはいかがでしょうか？

回答No.1

watanabe04

３親等離れればいいとされています。
近いところでいとこで結婚は許されています。

補足

法的な話ではなく、生物学的な話を質問しております。
イトコは結婚できるというだけで、近親交配に当たるので障害を持った子供が生まれやすいです。