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正信偈(草譜)の音程について
正信偈(草譜)の音程についてですが、YouTubeやWebで色々聞くと若干音程が違う唱え方がありますが何故でしょうか? 草譜の譜面の音程通りに唱えてる方とそうでない方があったので気になりました。 「中夏日域之髙僧」などの部分で草譜の譜面だと一定の音程ですが、人によって少し高い音程で「ちゅうかーじちいきー」と唱える方がいます。それとは別に 「善導獨明佛正意」以降の部分で音程が少し違う唱え方がありました。 何故音程が違うのか気になったので質問しました。 分かる方いましたら解答よろしくお願いします。
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- SPS700
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#2です。訂正です。 先程連濁、と書きましたが「連声れんじょう)」(下記)の間違いでした。お詫びして訂正します。 https://kotobank.jp/word/%E9%80%A3%E5%A3%B0-152144 また南無阿弥陀仏の繰り返しに(一段上がる)などと注記のある場所がありますが少しぐらい音程が狂ったって、世界には音痴のお坊さんも結構いらっしゃるわけで、別に効き目に違いはないと思います。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
何故音程が違うのか気になったので質問しました。 これを唱える宗派はいくつかあり、同じ宗派でもお寺で違います、僕の行ったお西の日曜学校では「ちゅーかーじついき(はゆっくり)しいこうそー(は駆け足)、「ぜんどうどく(ここでひねくり返す)みょーぶん(ノム)しょーい」と唱えていました。 ノムは、t で終わる舌内入声は「域」のような k よりも後まで添加母音がありません。16世紀初めの『日葡辞書』には「別物」が betmot と書いてあります。 そのため「仏」をブツと読まないでブッと読むよう「ノム=母音を飲み込む)、仏恩が連濁でブットンとなるのもそのためです。飛んだお説教になったしまいました。ごめんなさい。
- oska2
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>正信偈(草譜)の音程についてです 正信偈というと、浄土真宗系寺院でのお経ですね。 >YouTubeやWebで色々聞くと若干音程が違う唱え方がありますが何故でしょうか? 各宗派で異なるからでしよう。 浄土真宗には、公式に10派が存在します。 本願寺派・東本願寺派・興正寺派(以上、親鸞の子孫が門主)・仏光寺派・・・(以上、親鸞の高弟子が門主)。 ※西本願寺と言うお寺は、存在しません。東本願寺に対して、形式上西本願寺と呼称しているだけ。 各宗派によって、仏壇・仏具も異なりますよ。 そもそも、親鸞が起こした浄土真宗は「時代毎に、解釈が異なった」ので本願寺から独立しました。 ※東本願寺は、秀吉との講和に反対し本願寺を追放された教如上人(長男)が家康の援助で独立。 ※次男は、興正寺門主を継ぐ。明治に独立。 ※三男は、追放された教如上人の代わりに本願寺門主となる。 ですから、お経の読み方・音程も時代と共に変化したのです。 同じ宗派でも、地域によっても異なりますよ。 師匠から弟子へ。弟子から孫弟子へ。 何百年にも渡って伝えられたのですから、音程も変わるでしようね。 余談ですが・・・。 親鸞聖人のご遺骨は、本願寺(大谷本廟)・興正寺(霊山本廟)にあります。 他の寺院は、親鸞聖人の木造(東本願寺など)や御姿が納められています。 まぁ、大阪本願寺の戦いで「秀吉との徹底抗戦を叫んだ」長男には(独立しても)親鸞の遺骨は渡さなかったのでしようね。