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2重売上の問題について
他所の会社A→子会社B→他所の会社C→子会社D 現在、上記の流れの仕事があるのですが、今度、子会社Bと子会社Dが合併します。上記の仕事の完了は合併後です。 新会社ではこの仕事が終了したとき2重売りあげとなってしまいますが、何かしら公的に問題は無いでしょうか? (上記形態の仕事はごく例外的なものです。) 素人ですので判りやすいコメントお願いします。
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- SSSIN
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akiraaさん、こんにちは。 ◆「~粉飾決算と見なされたりしないのでしょうか?」 え~と…そんなことないです。 以前に回答している通りです。 確かに売上は2社分計上されますが、それに対応する外注費も2社分計上されますので利益ベースで考えると相殺され計上されます、というのが回答になります。 具体的に数字に置きかえて考えるとイメージしやすいと思いますよ。例えば、A-(10)→B-(9)→C-(8)→D-(7)→Eのように各社が利益1を確保しながら外注したとします。 合併後(新会社BD社とします)に役務の提供が完了した場合には、BD社の当案件だけの収支は下記になります。 売上は、A社への売上、C社に対する売上 外注費は、C社に支払う外注費、E社に支払う外注費 がそれぞれ計上されることになります。 数字に置き換えると 1.売上 10+8=18 2.外注費 9+7=16 3.利益(1-2) 2 こんな感じです。 ご理解頂けたでしょうか???
- SSSIN
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◆「だぶった売上は把握しといて決算数字に載せないとか」 まず、誤解のないように説明しますが 合併する前の損益はそれぞれの会社のP/Lで個別に計上しますが、合併の処理は互いの会社の「B/S」を合体させることにより処理します。 従って、「上記の仕事の完了は合併後です」とありましたが、役務の提供は終了しているが、資金決済がまだという状態ですと、既に合併前のB社・C社のそれぞれの個別のP/Lに損益として計上されているので、2重計上という考え方は出てきません。(合併後の財務諸表には、資産・負債等のB/S項目が残るのみです) また、役務の提供は終了していないということであれば、合併後の存続会社であるB社の個別の損益として計上されます。 ◆利益率が見かけ下がってしまいますが、会計上や決算では考慮はしなくて良いのでしょうか? 合併の時点で役務の提供が終了しておらず、合併後に損益が計上された場合、利益率は単純に考えるとB社とD社の利益率の平均となるわけですから、利益率が高かった会社からみれば低下し、利益率が低かった会社からみれば上昇するので相対的なものです。 合併の手続きは税務・会計面で複雑な要素が多いので基本となる考え方を押さえて、理解を深めると宜しいかと思います。
- SSSIN
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BとDの合併の形態や会計期間、合併時期によって費用・収益の計上方法も変わってくるのですが、「判りやすいコメント」をとありましたので 先程の例を今度は損益ベースで考えてみると、BとDが合併した場合、売上についてはAに対しての売上、Cに対しての売上があるわけですが、それに対応するCへの外注費、Dの製造原価がありますので、利益ベースで考えると両者は相殺されるわけです。 簡単にいうと、売上だけが2重に計上されるわけではなく、それに対応する経費や原価も計上されるのです。合併に伴いこれらの処理を適正にすれば公的に問題が発生することはありません。 ご理解いただけたでしょうか?
補足
有難うございます。 売上は2重になるが、原価が所詮2重に発生するので、利益は変わらない、という事ですね。 ということは利益率が見かけ下がってしまいますが、会計上や決算では考慮はしなくて良いのでしょうか? 例えば、だぶった売上は把握しといて決算数字に載せないとか。 BがDを吸収合併(簡易合併)。3月決算で10月合併です。
- SSSIN
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ごくアバウトな説明をしますと 例えば、Aが元請で会社B・C・Dが下請けの場合において、BとDが合併したときは、BのAに対する債権が残り、BのCに対する債務とDのCに対する債権は相殺され相殺後のBのCに対する債務が残ります。
補足
計算上はそういう事なんでしょうが、僕が知りたいのは、通常は不正会計処理のからみで禁止されている「2重の売上計上」を、この場合には行っても構わないのかどうかといった事を知りたいのです。
補足
コメントが大変遅くなってしまい申し訳ありません。 10億円の仕事がA→B→C→Dと渡って行っていたとして未だD社の役務提供が終了しておらず売上がD社に上がってない状態でB社がD社を吸収合併すると、役務提供がこの年に終わるとするとB社は年度末決算で売上20億となるのだと思いますが、この売上高はB社の実態を表わしていないのでこのままだと粉飾決算と見なされたりしないのでしょうか?