夜間の銃弾ですが、摩擦熱で赤い光跡が残っている訳ではありません。
機関銃等で赤く見えるのは「曳光弾」と呼ばれる「それ自体が光る弾」が数発に一発の割合で含まれているからです。
この弾は通常の弾と違い、弾の一部が燃焼剤(曳光剤/発火剤)になっており、発射直後に発光しながら飛んでいきます。
射手はこの発光弾の光を目安に撃つ方向を決める、というものです。
現代戦では暗視カメラ等を使用すること、並びに曳光弾を使用すると敵側にこちらの発射位置がバレてしまうこと、から使用頻度は落ちています。
よくTV等で自衛隊の総合訓練が放送される際に、ヘリコプターや戦車等から機銃が発射される際に弾が光っているケースがありますが、あれは実際に実弾だけで撃つと弾速が速すぎて見た目上わからないので、弾道観測に加えて演習の演出として(=見栄えがするように)使用されています。
で、ご質問の本題ですが、着弾時には痛みを感じる度合いの方がはるかに高いため、熱さを感じる余裕はありません。
以上、ご参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございます。