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暗記で効率の意方法ってありますか?

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  • Nakay702
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回答No.1

>暗記で効率の意方法ってありますか? ⇒むずかしい問題ですね。長くなりますが、以下のとおりお答えします。 人間、コピーの機械と違って、「書かれているものをそのまま丸暗記」することはなかなかできませんよね。では、どうしたら暗記しやすくなるか。何らかの方法で「暗記したい事柄を意味づける」ことが有効だと思います。 どういうことかと言いますと、例えば、夜空で北斗七星やカシオペアを探すとき、「ひしゃく」とか「Wの形」を探しますね。これが「意味づけ」です。この意味づけがあるおかげで、無数の星の中から北斗七星やカシオペアを探し当てることができるわけですね。 さて、暗記の効率との関係でこれを考えてみましょう。 英単語を覚えるときなら、その語の同義語・反意語やその語を含む例文などを「一緒に覚える」ことが一種の意味づけになります。例えば、southという語を覚える際、north, east, westなどの同類の語をセットにするのも大きな意味づけです。 数学では、例えば定理を覚えるのに、まずそれを証明できるようになることや応用問題を解いてみることが一つの意味づけになります。その定理を使って証明するような問題を「自分で考えてみる」ことも大きな意味づけになります。このように、覚えたいことがらを使って問題を作成してみることが非常に有効な意味づけや記憶につながります。 理科(物理)の場合なら、例えば、《アボガドロの法則》とは、「等温・等圧において同体積の気体は同数の分子を含む」という法則を指しますが、これを利用して、例えば、ベクトルを反転して「説明」から《名称》を答えさせる問題や、説明文の一部(例えば「分子」)を空欄にして穴埋め問題を「考えたり、書きとめたり」します。 社会科(歴史)の場合なら、例えば、《明治維新》は、「狭義には江戸幕府が崩壊し天皇を中心とする新政府が成立する過程をいい、大政奉還・王政復古・五ケ条の誓文などがその画期をなす」。「広義には日本に近代国家を創出した一連の過程で、明治新政府が廃藩置県・秩禄処分。地租改正などを断行した」。明治維新によって、日本は西欧列強に並ぶべく急速な文明開化を達成した。このような説明を応用しても、理科の場合と同じような手法で「いろいろな応用問題を考える」ことができますね。 このような学習と記憶固定法の実行は、なれてくるといちいち書き留めなくても無意識のうちにできるようになります。以上述べたことを一語で言えば、「自分語にする」と言えます。「理解できたこと」と「自分語にしたこと」は全然違います。自分語にするということは、「他人に説明できる」ことを意味します。人に教えることができるほどに咀嚼できてはじめて「覚えた」ことになります。 「勉強ができる」と言われる人は、多かれ少なかれ、これと似たような方法で学習している人たちです。逆に、「理解できた」ことを「覚えた」ことと錯覚するのが、多くの「できない」生徒・学生の陥る学習上の盲点である、と言えます。「自分語にする」作業は、一見手間のかかる方法のように思われますが、実はこれが一番の近道と言えるように思います。何と言っても、結局は「学問に王道なし」を地でいくのが最も賢明な学習法である、と考えることをお勧めします。

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