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会社の中での意思疎通について
以前からこちらで会社のことで相談させて頂いております。 私(女性)は代表取締役会長、社長は再任で代表取締役社長として今年の4月に就任してもらい、取締役常務として今年の6月から私の息子が加わり取締役3名の会社です。株主に私の母と兄がいます。この株主の株の買い取りの件が問題になっております。父が亡くなった6年前に遺産相続のことで揉めることが想像されましたので弁護士をつけました。案の定揉めに揉めて6年の裁判がようやく解決しました。次に株式買い取り手続きを進めるところです。私は母と兄に遺留分減殺請求で払い出して資金繰りが厳しい中株式買い取り手続きにはいります。会社運営をスムーズにするにあたりこの株主が癌なので90%取得できるところまでの買取を検討しています。 株主総会もかなり荒れますし、他の経営者に相談した際株を全部買い取る旨ご助言いただいた経緯、一番の理由は6年間荒れに荒れる総会に耐えられない私の精神面で株を買ってしまった方が良いと言うのが一番の理由です。新社長のもと先月株主総会は無事に終えました。新社長は「会長から聞いてるよりはまあこれぐらいの総会なんだと言う感じでした」と言われました。私と違って淡々総会をこなされた感じでした。私の母に関しては社長の実家の悪口なども直接言っていたのでそれを延々聞かされて苦心されていました。 弁護士には折に触れ株式の買い取りには相当の資金を要し,これを準備するとなれば,それが経済的負担となること,私が支配的株主であるため,株式の買取りをしなくともこのままでも株主総会決議はできること,母と兄が先に死亡するであろうことから,それまで株主総会に耐える,という選択肢もあること,株式の買取りは私の心理的負担を軽減する以上の意味はないことを再三言われてきました。それでも私は買い取る方向で進めてくださいと話していました。このような状態の会社の中資金繰りについて社長に金融交渉をしてもらっています。この6年間陰で社長にアドバイスをもらって私はなんとか代表取締役社長をしておりました。会社は資金難ですのでこの6年間の過去報酬の支払いもまだ支払いができていません。社長は資金繰りをみてまた提案させてもらいますと言ってもらっています。まずは株式買い取りを優先して考えましょうと言ってもらっています。現在兄も無職ですが、以前うちの会社の社長していた時のたくわえ、亡き父からあてがわれた自宅、遺産相続の不動産、遺留分減殺請求分も入ってくるなど金銭的には特に問題ないようです。兄の方から株を買ってほしい10年かけて払ってもらえばよいということで提案がありました。それに向けて弁護士経由で進めてもらうことで取締役会で決めました。調印を数日後に迎えるところで息子から以下の提案がありました。「今まで苦しめられた株主のためにお金を払うのは納得がいかない。それならば社長の過去報酬を払うのが筋ではないか。株主総会は社長もいるし、俺もいるし、社長も心的ストレスがあられるならばそれも自分が変わってやってもいいぐらいの覚悟だ。株は株主二人が死ぬまで放置してそれまではお金をためていくのが良いのでは」と言い出しました。社長もそれに了承され緊急で私が弁護士にメールをしました。弁護士からの回答は最終的な書面での合意はないが,事前の書面のやりとりですでに合意する旨の交渉が完了していることや損害賠償請求のリスク等で不可能ではというのが意見ですと返事が来ました。他色々指摘されて社会人として非常識だったと思います。のちに弁護士にもこれは誰が言いだしたかのと言われ息子ですと話したら 経営者としてもビジネスマンとしても全然だめだ今後大丈夫なの?と心配される始末です。結局株式買い取りを辞めるを撤回して手続きを進めてもらう方向でお願いしました。弁護士は私の資金についての対策として株の比率考えて株式数を減らして、分割支払い等の提案に変えてくださいました。現在週二回の取締役の定例会を開催しています。定例会の議事録は作成しています。この度のことで息子も多いに反省して「今後取締役会で大きなことを決める時はみんなの意見が一致しました、と覚書みたいなものを作って署名押印して保管しておくのはどうだろうか」とまずは私に相談がありました。人の記憶はあやふやなので確認できるメモみたいなものとしての意味あいのものです。とのことでした。社長が息子と話した時に「そもそも株式を買い取るのはどういう理由からでしたか自分も忘れてしまって」という発言を聞いたので覚え書(記録として簡単に考えていました)私も賛成しました。そこで昨日の定例会で息子が覚書としてこういうものを作るのはどうでしょうかと見せたところ社長の顔色が余りいいものではない感じでした。いろいろ議論しましたが、最終的に議事録があれば必要ないと言うのが率直な意見ですと言われました。 その後社長から以下のメールが私にきました。 本日の私の態度顔つきは、お二人が気分を害されたのではと思います(申し訳ありませんでした)が、常務の書類は正直に言うと株主である私の兄さんに似ていると思ってしまいました。先日の常務の電話でも自分が社長をやってもよいと言われたことがありましたからそのことも頭にあったからですが、 自分の悪いところを誰かに指摘されるとそれをみんなの責任にしようとする。そのための覚書のように感じました。株主の兄さんがそんな感じでした。以前新営業所を出したときに大赤字になり責任を問われたら株主の兄さん(当時社長)曰く『わしを止めなかった取締役全員の責任だから報酬を下げろ』と言われ会長(私の父)も私もあれほど止めましたよと言いましたが全く聞く耳もなく、私については1円でもいいから下げろと言われました。 一生懸命になりすぎるのか、なにか結果を出さなくてはと思われるのかわかりませんが権力とお金はやみくもに使うのではなく使うべきところを考えて使うことと頭に入れておかれないと。なんでも過ぎるのは良くないことだと思います。 今回の件は確かに3人の意見が一緒ではなかったかもわかりませんが弁護士さんに伝える時点では3人の考えは同じだったのではと思います。そのあとに常務がやっぱりこうだと考え、修正案を提案されたのではと思います。もちろんそのあとは3人一致してます。 これも経験なので次回からこんなことの無いようにしようと考えられるのは良いことだと思いますが、常務が覚書を出してくるのは立場的に違うのではと感じました。どうでしょうか。 今後このようなことがないようにするにはどうしたらよいでしょうか。とか 覚書のようなものを作ったらどうでしょうか。という意見は言ってもよかったと思いますが。 直接言ったほうが良いのか会長から言ってもらったほうが良いのか判断しづらかったですが、今後はなるべくその場で言おうと思います。 とのことでした。 息子にこのメール転送して私もすぐに社長にお詫びしました。息子は「過去の話を読んだ時に社長がそう思われるのももっともだ。ただ、社長をするということではなくてその覚悟があるので一緒に総会乗り切りたい、今回弁護士に指摘されたように今後こんなことがないようにメモとしていつでもこういう話をしましたよねと言えるようにぐらいのことだった。」ということでした。 私は親子だと息子も私の言うことも聞く耳を持たないところもあるので社長から指導していただくのが良いと思うのでこれからもよろしくお願いします。・・・お詫びしました。結局は私も息子に定例会の議事録もあるので「覚書」なんておかしいと言えばよかったのです。私も息子も会社組織の立場を顧みることができなかったことが原因です。 その後社長から以下のメールがきました。 それぞれ家庭で教育の仕方が違うのでどこまで言うのが良いのか、私の見立てが違うのかわからないので、まずは家庭からのほうが良いのではと思ったりもします。 話を蒸し返すようですが、私の感じたことが正しかったのかどうなのかそこがはっきりしません。 何に対して断り(謝罪の言葉)を言っておられるのかがわかりません。 私が一番これはと思っているのは、覚書で責任を大勢のものにすり替えようとしているように感じたところです。覚書を残して確認しましょうとか株式の買い取りをやめましょう、社長は私がやってもよいですという発言は、一生懸命の裏返しなので今後改めることはできますが、責任のすり替えは株主の兄さんのように長年蓄積してきた性格として現れたことなのでよっぽど意識しないと変えることはできないと思います。どこらあたりを悪かったと思っておられるんでしょうか? これは私のお詫びに対して怒っておられるのか、常務の息子に怒っておられるのか。私も長々とメールしたのもいけなかったのかと思いました。余計に社長のモヤモヤが増えてしまったように思いました。息子が直接自分にメールしてもらった方が良いとも言っていました。やはり3人顔合わせてところでないといけなかつたでしょうか。 私の家系の遺伝にも関係しているのでしょうか。私も息子も心から社長に信頼を寄せていることは間違いないです。 この件について、そして今後社長に対してどのようにさせてもらうのがよいでしょうか。 どうぞご助言いただければと存じます。よろしくお願いいたします。
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お礼
こちらでの過去の質問も含めてご助言いただきありがとうございました。 社長のこと、息子のこと、私が表現したいことを言葉にして頂いております。社長は私に対しても息子に対してもとても控えめに話をされていることもわかっております。こんな凸凹な会社に入ってもらうこと自体大変なのに余計な悩みを増やすだけになってしまいました。私の教育が間違っていたのでしょう。息子だけでなく私も多いに反省することがありましたし、気づきもありました。長文にも拘わらずchiy chiy様にすぐにご回答いただけて本当に助かりました。ありがとうございました。