昔は神隠しに遭わないよう男に女の名前をつけていた？

質問

5ちゃんねるのまとめサイトを見ていたら、コメント欄にて「昔、男子は貴重な存在であり、神隠しに遭うと言われていたから、連れ去られないよう、男の子に女の子の名前をつける風習があったんだぞ。今でも男子に女っぽい名前をつけることがあるのはその名残だ」というコメントが書かれていました。
面白いな―と思ってちょくちょく「神隠し　女の名前」「神隠し　風習」とかで検索をかけるのですが、確信のもてるエビデンスどころか、同じ情報を一切見つけられません。

かといってこのためだけにわざわざ図書館を利用する気にもなれず…これは本当に、昔存在していた風習なのですか？

回答No.6

D-Gabacho

理由が神隠しというのは見当たりませんでしたが、子どもが丈夫に健康に育つよう、男子に女子の名前、女子に男子の名前をつけるという習俗は、一部の地域にあったようです。

コトバンク「命名」
ブリタニカ国際大百科事典小項目事典「命名」の解説

…また、子供が病気になったときに異性の名をつける例にも宗教的意味合いがある。群馬県では男子に女名、女子に男名をつけるばかりでなく、衣類・持物まで異性のものにすると丈夫に育つという伝承がある。…
https://kotobank.jp/word/%E5%91%BD%E5%90%8D-141166

岡野富美代「名前からみる世相―近代100年における変遷」（『天理大学考古学・民俗学研究室紀要』2012年3月）

…まず『日本産育習俗資料集成』により、各県に重複している名付けの方法を取り上げ、全国の傾向を見ていく。たとえば福島県・栃木県・千葉県・東京都・奈良県・山口県の６都県では、男子に女の名前、女子に男の名前をつけると健康に育つとの記述がある。…
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/repository/metadata/3324/

回答No.5

glee-glee

神隠しに遭わないためと言うより、長生きして欲しいため、と言うのは聞いたことがあります。

一般的に女の子より男の子の方が体が弱く死亡率が高かった。そのため昔は男の子でも長生き出来るように女物の着物を着せたり女の子として育てたりする事がよくありました。
同じ感覚で、女の子の名前を男の子に付けると言う風習があってもおかしくないと思います。

ただ理由が『神隠しに遭わないため』と言うのは違う気がします。
神隠しに遭うか遭わないか分からないのに、そのためだけに子供の名付けを変えると言うのはちょっと腑に落ちないですね。
今でもその名残りが残っていると言うのも、まぁ違うと言えるでしょうね。

回答No.4

fujic-1990

又聞きの又聞き的な話ですが、小笠原か沖縄あたりの「島」に、幼児の魂が悪霊に持って行かれないように（死なないように）、男の子が生まれたら廊下から外に向かって「女の子が生まれたぁ！」と叫び、逆に女の子が生まれたら「男の子が生まれたぁ！」と叫んで、柱に傷をつけ、それを事実として確定させてしまう習慣が残っているという話を読んだことがあります。

　陳舜臣さんの「三燈随筆」か何かに書かれたエピソードだったと思いますが、ハッキリしたことは覚えていません。

　今は段ボール箱の中なので調べる気にもなりませんが、この話は神隠しの話ではないので、検索ワードはさまざま替えてみたほうがいいかもしれません。

　また、「男子に女っぽい名前をつけることがあるのはその名残」とは思えません。平和なので、男子にも「柔らかい名前」が選ばれているダケのことだろうと思いますよ。

回答No.3

notnot

日本各地にはいろいろな風習があるので、そういう地域もあったはずです。
他には、逆に女の子に男の名前を付けるとか、動物の名前を付けるとかも聞いたことあります。

昔の話で、かつ、ローカルな話はネット上にはあまり情報は無いかと。たまたま地域の歴史研究家のサイトに当たらない限り。

回答No.2

kamenriderKUUGA

私が聞いた話では男女ではなく子どもは7歳までは神様の子とされ（当時の清潔さや医学の未発達等々で児童の死亡率が高かった）たので、神様に自分の子だと勘違いして連れて行かれないために、汚物の名前を付けていた、というものです。「●●丸」の「丸」は「うんち」の比喩なんだそうです。「これはうんちです、あなたの子ではありません」と。とんでもない名付けだと思いますが、確かにうんちなんて持って帰りたくないですから、スゲエこと考えるなあって思いました。

あと関係ないかもしれないですが、桃太郎はあまりにも見目麗しかったので、人攫いや暴行をされない様に男の子の名前を付けたという話も聞いた事があります。

回答No.1

iq001

あったでしょうね。
これが結論です。