- ベストアンサー
寺田寅彦の天災と国防ってすごい本では
日本の置かれている立場を大地震等の天災と武力が関係する国際問題からずいぶん明確に語っていると思うのですが、あなたはどのようにお考えでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
随筆:「天災と国防」に関して・・(一応青空文庫にて一通り読んでみた・・!) --あなたはどのようにお考えでしょうか-- ・・を --内容についての感想!-- ・・の意味に捉えて回答する・・! 「天災は忘れた頃にやってくる」 ・・の名言が寺田寅彦によるものと知ったのは小生が学校を卒業して暫く経ってからだった! 随筆が発表されたのが丁度"室戸台風"により被った災害の直後であったと思われるが、自然災害による被害の多寡は、世の中の発達と共にその規模も甚大になってゆくとの見解は正に当を得たものと思った・・! 869年(!?)の貞観地震や2011年の東日本大震災などは稀にしか起きないため、備えを十分にしておくという事を頭では判っていても、用心を持続させる事こそが畢竟極めて難しいのである・・! インフラも昔と今とでは桁違いだから被る被害・損失も途轍もないものとなってしまう・・! 原発がその良い(と言うか最悪な!)例だろう・・! 小生、思うに・・ 日本列島は<自然災害フロンティア>なのではないかと・・ 4つのプレートから成り、プレート間の境界に沿って直ぐ傍を海溝が走り、火山前線が形成され有数の火山立国であるが故に、地震、噴火等の未だ予知が難しい災害と隣り合わせに暮らしていかなければならない・・! 大規模災害に備え用心を怠るまいとするも、頻度的に稀な災害への警戒心を持ち続ける事の如何に難しいかをいつの日か又身を以て知らされる事となるだろう・・! 寺田寅彦の(随筆中の)言を借りるならば・・ --奥州街道から来るか東海道から来るか信越線から来るかもしれない敵(恐らくは自然災害の事!?)の襲来に備えるために、ただ中央線の沿線だけに哨兵を置いてある様なもの-- ・・であり十分とは言えず、それは時代が進んでも容易には変わらない(変えられない!)制度の下で暮らしていかなければならない宿命みたいなものだと思っている・・!
お礼
日本の場合、国防というのは外国からの侵略よりも天災に備えることのほうが重要だと言っているようにも思えます。