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飛行機の翼の原理について

飛行機の翼の揚力の原理はわかりますが、その応用編の質問です。 円筒形の筒を横にして、その中に翼を水平に吊るします。風洞実験の要領で風を送ると翼は浮き上がると思いますが、もし、翼を円筒の側面に固定して、高速の風を送ったら、揚力で円筒ごと浮き上がる可能性があるでしょうか?

みんなの回答

noname#25358
noname#25358
回答No.2

>ダウンフォースは翼の迎え角がない場合でも発生しますか?  翼下面による風圧反射が行われないので、底面による反作用は生まれません。  ですが、それでも飛行機は浮きません。  #1の解答では無視していますが、現実には天井面と上空との間にも気圧差によるダウンフォースが発生しているからです。  迎え角があってもなくても、ベルヌーイの定理のみによって発生する単純揚力は、この天井のダウンフォースと±0で釣り合っています。

yuritomo
質問者

お礼

大変よくわかりました。有難うございました。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 胴体の内側に翼のある飛行機ってことですよね。  残念ながら飛びません。  胴体内に格納された翼に揚力が働いても、作用反作用の法則によって「円筒の底面」に揚力と同じ大きさのダウンフォースが発生します。  よって、円筒は浮き上がりません。  底面が存在しない「半円筒」の飛行機であれば、あるいは飛ぶかもしれません。  ですが天井によって揚力発生が阻害される上、バランスを取るのが極めて難しいという構造的な問題があり、あまり現実的ではないでしょう。

yuritomo
質問者

お礼

丁寧なご説明有難うございました。ついでに教えてください。 ダウンフォースは翼の迎え角がない場合でも発生しますか?ベルヌーイの定理では上面が曲面の翼は流速が早く負圧が働き揚力になるとしていますが。

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