【アメリカと中国・グローバル化】デカップリングの貿

質問

【アメリカと中国・グローバル化】デカップリングの貿易摩擦でグローバル化は終わるのか？って、グローバル化を終わらせようとしてるのは中国の方ではなくアメリカの方なのでは？

中国が覇者となりグローバル化が終わるって、中国は輸出、輸出でグローバル化を推進してる。アメリカが殻に閉じこもっている。

民主主義国家がグローバル化を終わらせようとしてるのですよね。

アメリカがグローバル化を終わらせようとしているのに、アメリカが中国のせいでグローバル化が終わると言っている。おかしいのでは？

回答No.3

koncha108 · ベストアンサー

グローバル化と言うのは、国や経済や人が世界規模で関連性を強めていくことで、具体的には使われ方によって意味が変わってきます。だから、「デカップリングの貿易摩擦でグローバル化は終わるのか？」と言うのが何を参照されて言っているかわからないと、きちんとお答えできないのですが、決して一般論では語れないと思います。

グローバル化に良い部分があるとしたら、世界の国々の中で役割が分担されて（国際水平分業）共に成長して豊かになるチャンスが与えられ、世界中の結びつきが強くなって、戦争が無くなり平和な世界に向かう、ことだと思います。これをグローバル化の目標としたら、トランプは、保護主義、排他主義を取っていて、逆行していると思います。これに対外不干渉を加えれば、グローバル化と全く逆の方向に向かうのですが、トランプは他国への干渉はやめません。ただそれは露骨に自国の利益や自分の再選の為で、グローバル化を推進しようとしているからでは無いでしょう。ただトランプは「Make America great again」と言っているのですが、これは世界の中でアメリカがかつての強さと繁栄を取り戻すと言う物で、グローバル化が進んだ今の世界では世界との繋がりなしにアメリカの繁栄を取り戻すのは不可能です。だからトランプの戦略は、グローバル化の中でアメリカが得をする、と言うことでグローバル化を止めようとしているとは言い切れないでしょう。
ちなみにトランプはアメリカの民主主義も壊しているので、民主主義国家がグローバル化を終わらせようとしていると言うことにはならないと思います。

中国はどうか。中国共産党は「人類共同運命体」と言う理念を掲げています。これは中国が豊かで平和になるためには他国も豊かで平和にならなければいけないと言う物。まさにグローバル化の鏡みたいな理念です。この理念を元に「一帯一路」「 AIIB」「RCEP」などを推進しています。じゃあ実際にやっていることはと言うと、途上国に経済支援を進めて経済依存度を高めると、軍事圧力でスプラトリー諸島やパラセル諸島を自国の領土に組み込もうとし、経済依存が強まった国々は中国に反発しきれない。そうこうするうちに中国に多額の借金を抱えてしまい、無理な開発で環境破壊を起こしてしまう。これって、健全なグローバル化では無く、もう一つの理念「中華民族の偉大なる復興」が、中国の金と力による覇権主義である事を示してしまっています。中国はグローバル化を進めていますが、中国にグローバル化を進めて欲しく無いと言うのが西側諸国を中心とした多くの国の見方だと思います。

結局のところ、アメリカも中国も、グローバル化の中では厄介な国です。ただ、歴史的にも超大国が経済、軍事面で世界を牛耳って来ていて、今の状況は特殊でもありません。冷戦の終結と共にアメリカが世界唯一のスーパーパワーになったのですが、中国が台頭して、今は米中二局体制で世界の安定を維持するG-2 と言う考え方と、どの国も世界をリードする力も正統性も持たないG-0と言う世界観が出てきています。

お礼

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回答No.2

Radish_Boyaboya

何がおかしいと仰ってるのか、分からないですが？
グローバル化＝民主主義では無いよ。

グローバルとか、リベラルって、共産主義に警戒心を抱かせないように、受け入れさせる言葉のトリックで、実は、共産主義でしょ？
全体主義でノーと言えなくして、国境を無くさせるトラップ。

グローバル化の拒否は、共産主義化を拒否して、民主主義に回帰する意味だと思います。

回答No.1

SPS700

アメリカがグローバル化を終わらせようとしているのに、アメリカが中国のせいでグローバル化が終わると言っている。おかしいのでは？

　グローバル化が無批判に「いい」とは思えないので、米中の差をグローバル化と非グローバル化と捉えないほうがいいと思います。

　むしろ一国一党の指導者のもとに世界の人の個人情報が集められ、それを利用して少数数の私腹を肥やすことならグローバリズムは「悪」です。

　アメリカはそれに気づいて反対しており、韓国はどちらにつくかと中国からプサンで踏み絵をさせられるようです。

　日本も、中国に儲けさせてもらい、アメリカに守ってもらう、という二股膏薬の時代は終わりに来ています。