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コールラウシュの蒸留装置
コールラウシュは42回の蒸留を繰り返して純水を作ったそうですが、そのときの蒸留装置はどのようなものだったのでしょうか。ネットを検索しても出てきません。ご存じの方お教え下さい。
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同時期の解説記事みたいのがありました https://www.nature.com/articles/051042a0 本人による論文もありますが、こちらは、先に書いたとおりドイツ語版の英訳に思います。 https://zenodo.org/record/2264444/files/article.pdf
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- phosphole
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すでにご存知かとは思いますが、Kohlrauschがここまでやった理由は、水に溶けている二酸化炭素(電離して伝導度を上げてしまう)の除去を徹底したかったからだそうです。 石英を使ったのも、普通のガラスだと、ガラスからナトリウムイオンを始めとするイオンが溶け出す可能性があるからとのことで、大変な気配り・労力であったろうと思います。現代でも、石英ガラスで凝った器具を作るのは容易なことではありません。
- phosphole
- ベストアンサー率55% (467/834)
残念ながら図版はでてきませんね。。。 ただ、当時の本人による論文(英訳されたもの)には、一回だけ蒸留する場合の実験として、 2つのフラスコ(蒸留レトルト型のもよう)を連結し、一方には電気伝導度測定用の白金電極を封入しておく。これに水をいれ、水銀ポンプにつないで減圧し、片方を加熱して他方を0度程度に冷却して蒸留した という記述があります。 おそらく、このような一段蒸留用ガラスフラスコを多段連結し、さらに全体を石英ガラスで作ったものかと思います。 現代的にいえば、石油化学工場の蒸留塔そのものに当たります。
- hiro_1116
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No.2です。 申し訳ないのですが、原典は見つけることができていません。
- hiro_1116
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No.1です。 元の論文には当っていないのですが、研究の目的が純度な高い水を作ることでは無く、その性質を調べることにあったので、水を生成する部分の装置図等は掲載されていないのかもしれませんね。
補足
元の論文はどこにあるかご存じありませんか。ご存じでしたら、お手数ですがお教え下さい。
- hiro_1116
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石英の装置を用いて窒素下で行ったくらいの記述しか見つかりませんね。
補足
矢張出て来ませんでしたか・・・ こちらも一応英語でも調べてみたんですが、それでも出て来ず半ば諦めムードになっております。 何か進捗がありましたら些細な事でもお教え頂けると幸いです。
補足
成程、ありがとうございます。その論文をお見せ頂けませんか。通して読んでみたいです。