- ベストアンサー
ロシアの貧富の格差とツァーリズム体質について
- ロシアは豊かな鉱物資源や肥沃な土地を持つ国でありながら、貧富の格差が深刻であり、経済的な利権の汚職や賄賂が横行しています。
- ロシアの歴史からは、抑圧や権力闘争が目立ち、国民は長い間抑圧されてきました。このツァーリズムの体質は現在でも残っているのか疑問です。
- ロシアでは支配する側が支配される側を支配し、搾取する体質が根付いており、その改善の道筋が見えていません。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1。なぜロシア政府などのお偉方達は、富の独占をやめて、その富で、国内の貧富の格差を無くそうとしたり、汚職や賄賂など根絶しようしないのでしょうか? 民の幸せを真っ先に考える指導者がいないからでしょう。 2。これ程までに、ロシアという国は、モスクワ大公国からロシア帝国、やがて旧ソ連からロシア連邦、国民を抑圧し、時には弾圧するという体質は、未だに『ツァーリズム』という体質を引き摺っているからなのでしょうか? 階級組織が、ある限り、下から上にと言う「革命」の繰り返しが行われているのだと思います。 3.以下の画像のように、ロシアという国は、時代を経ても、支配する側が支配される側を支配し、抑圧し、時には弾圧しながら、搾取するという体質は、なぜ今日に至るまで、改善どころか、抜け切れていないのでしょうか? Xが上で、Yが下の社会が続くと、Yが上になろうと革命を起こす、やがてYが私服を肥やすだけに腐敗すると、その下のZがひっくり返す、と言う構図だと思います。 4。僕は政治学やロシアの歴史にはド素人ですが、70年代に2度、90年代に4回ほど行ったことがあります。 最初に行った時、ペテルブルフはレニングラードという名前でしたが、冬と夏の宮殿があり、その豪華さを支える、階級の差になぜ革命が起こったかわかるような気がしました。 でも帝政に続いたソ連も、スターリンの腐敗で物流の流れは悪く、みんなお役人になったのです。 グムというデパートで並んでも遅いと黒白のフィルムさえ買えず、3階建てのレストランでは2階へ、2階では3階へ、3階では1階へ、とたらい回しにされました。 日本も、目の前の金儲けだけに気を取られ、外国の野望に気づかないと、自分の足元がX国日本州やY国日本省と、外国の土地になっているかもしれません。 国民最大多数の最大幸福を一番大切にし、外国に負けないよう戦力を増強することが平和の維持に欠かせず、ロシアの轍を踏まない道だと思います。
その他の回答 (3)
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#3です。どのようにして無階級のはずの国で階級の差ができたのか、ということについてソ連への旅で思い出したことをひとつ。それは情報統制です。 モスクワのホテルの部屋にはラジオがありました。それには音量調節のノブが一つだけあり、聞けるのは国営放送だけなので同調ダイヤルはありませんでした。 消そうとしてもオンオフのダイヤルがなく、壁にプラグがないので音を小さくはできても消すことはできず、一晩中ボソボソと洗脳される仕組みです。 いわば一般市民の耳に入るすべての情報は、その筋によって統制されているわけです。でも中には本当のことは、まだ他にあると感づいている人もいました。 それで、市場などの人混みに紛れて、明らかに外国からとわかる僕などに近づこうとする人もいましたが、どこからともなく私服が現れて間に入る始末でした。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
- 6750-sa
- ベストアンサー率26% (438/1656)
資本主義社会も大抵は富裕層が貧民から甘い汁をすすっているのですが (それを逆に理解できる者にとってはチャンスを得る機会もある) しかし、そういった社会を糾弾して「平等」を謳い理想的な社会を実現させると立ち上がった新しい指導者も結局は同じ人間(スターリンや毛沢東、金日成等) 理屈を主張しつつ堂々と民衆を欺いて親族や党員の利権をかたくなに守るため、逆らうものを粛正しつつ言葉だけに平等の元、恐怖と諦めを国民に定着させているから。