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タイに移住した友人が何人か居ますが、最近の国を2分するかの騒動は何故?
タイに移住した友人が何人か居ますが、最近の国を2分するかの騒動は何故? 今後の展開はどうなるのか? 過去の騒乱はプミポン国王の裁定や仲介で沈静化したように思いますが、ここ1~2年は目立った動きが窺えず、所得格差や地域間の対立、汚職や賄賂や軍部の介入等の原因が伝わって来ますが、その対立や利害の調整や芽を摘むのに過去には正に鶴の一声、天の声だった。 それが、最近の長期化や繰り返される事態は、国民の圧倒的な支持&尊敬を集めていた国王の紛争解決への影響力の低下やご高齢から体調の悪化等が起こっているのだろうか・・・。 余り、先走り&心配して、友人に帰国を勧めるのも、優雅な老後を快適&平穏に暮らしておられるのを、勝手な杞憂やお節介でしつこく勧めるのも、現地の実情&騒乱のレベル等の実態を知らずに、噂や報道にいたずらに踊らされているようでもありますが・・・。 そこで、現場・現実・現状のタイの状況や今後の展開予測をご存知の方が居られましたら、ニュースの背景や今後の展開予測の参考にいたしたく、ぜひ教えて頂けませんでしょうか?
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つきつめていくと王党派対タクシン氏の争いということになります。 タクシン支持派は明確にプレム氏を標的と表明しています。 プレム氏というのは現国王の側近中の側近で実質的に国王の代弁者でも あります。大げさな言い方をすればタクシン氏は王朝そのものに 挑んでいるのです。だから王党派としても下手な動きをすれば 王制そのものがゆるぎかねないので国王のご威光を使えないという ジレンマに陥っているのです。 でも国は二分されてはいませんよ。 タクシン派のデモ隊はほとんどがお金で動員された人たちによって 扇動されているだけだとバンコクの住民の大多数は知っています。 ただ各派(王党派、政権派、タクシン派、タクシン派分裂組など) いずれにとっても決定的な落としどころがないのでどのような 終わり方をすればいいのかは誰にも分かりません。 アピシット首相の自宅が日本人の人口密度が最も高いエリアにあるので 交通規制とか少し影響は出ていますが、全体としてはバンコクでも 今回の騒動は黄色組が空港を占拠した時ほどの緊張感はありませんし、 現に昨日、タイの証券市場では平均株価が値上がりしています。
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- DESTROY11
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タイではあの程度の騒ぎはよくあることです。 国を挙げての騒ぎといっても、全土くまなく騒乱状態というわけではなく、 文字通り一本、道を外れれば、いつもと同じ暮らしです。 ましてやリゾート地では騒乱など「あっそう。ふーん」程度です。 タイ人は温和だけど敵には容赦しない性質ですが、逆に敵でないなら害を加えてなどきやしません。 対日感情もいい国ですし、どっちかの勢力に肩入れなどしなければ問題ないです。
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的確な情報と紛争への見方を教えて頂きありがとうございます。 そうですか、やっぱり平和な国でクーデターや戦争とは無縁で、徴兵制の軍事教練も無しで、安全安心な暮らしを過ごし、心配は生活習慣病と株価と言うような平和ボケをしているのかも・・・。 早速、余計なお節介でも、どちらにも組せず洞ヶ峠で、たった一度の人生を、悔いなく選んだ彼の地で幸せに(大地に還るまで)・・・と言ってやります。 大変、分かり易く、アドバイス賜り、誠にありがとうございました。
- wanekoz
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老後を平穏に暮らす人には関係ないでしょう。 積極的に争いに加わらない人にはどちらの勢力からも 害はおよびません。 格差の被害者ではないからその友人の利害としては 関係ありません。
お礼
早速のご意見とご回答を賜りましてありがとうございます。 そうですか・・・ チェンマイとバンコクに、それぞれお住まいで、2年に1度くらい帰国される際にお目にかかる程度ですので、情報不足で心配しております。 地域的に治安が悪くなっていたり(日本人&老人住まいは金持ちのイメージ)、片方の人は現地の若い女性と再婚したと聞いてますので、タイ社会の紛争・対立に巻き込まれないのかと不安でした。 一度、共通の知人を通して、様子を聞いたり、メール(国内での利用しか経験無く、自信も無いので教えてもらってから)して見ます。 色々教えていただけ、参考になりました。 誠にありがとうございました。
お礼
詳細に因果関係や起承転結を教えて頂き、大変、参考になります。 各勢力の出自や支持基盤、そして現状の勢力関係を少し理解出来ました。 また、心配するのと、現地での平穏&日常生活を知れば、確かに紛争地での慣れ、諦め、割り切りで、庶民は逞しく生きているのを改めて感じました。 昔のベトナム・ラオス・カンボジアまたユーゴやスーダン、そしてアフガンの人々が・・・ 大災害の後のハイチやチリでの復興の過程の人間力・英知を・・・ タイ国の政情不安に関する色々な情報と視点・分析を寄せて頂け、良く分かり参考になりました事に対しまして、感謝とお礼を申し上げます。 誠にありがとうございました。