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Antinomyは二律背反、Ambiguityは

Antinomyは二律背反、Ambiguityは 両義性などと訳されますが、これらはどう異なるのでしょうか?

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  • Nakay702
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回答No.4

「補足コメント」を拝見しました。 >次の様に考えてもよろしいでしょうか?→ Antinomyには「論理的に」対立する場合と「倫理的に」対立する場合の両方のケースがある。そして論理的に対立する場合はParadox、倫理的/感情的に対立する場合はAmbivalentとも言える … 合ってますでしょうか?? ⇒なるほど、おもしろい着想ですね。 「論理的に」対立する内容を表すAntinomyとParadox、 「倫理的に」対立する内容を表すAntinomyと Ambivalence、 意味の集合論として考えると、それぞれの対の積集合が限りなくそれぞれの対の和集合に等しいと言えそうですね。 つまり、おっしゃることは、「ぴったり一致するとまではいかないまでも、ほとんど合っている」と思います。

yu_OKWave
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! >>「ぴったり一致するとまではいかないまでも、ほとんど合っている」 それでは取り敢えず今回のところは、これにて心の片隅にしまっておくことにしまして、また折に触れ、引っ張り出して考えてみたいと思います。 毎回、ご丁寧な説明ありがとうございました。 今後ともよろしくお願い致します。

その他の回答 (3)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10010/12522)
回答No.3

「お礼コメント」を拝見しました。 >「BはAを愛するが、私はそれ以上にBを愛する」 >→ >「AもBを愛するが、私はそれ以上にBを愛する」 >でしたか? ⇒あ、そうですね。そもそも、原文から間違えました。 The expression "I love B over A" has so-called ambiguity. Because it can mean "I love A, but I do love B more than A." or "I love B, more than B loves A." の最後の文を"I love B, more than A loves B."とすべきでした。 そうすると、その訳は、 「AもBを愛するが、私はそれ(AがBを愛する程度)以上にBを愛する」 となります。 ややこしいですね。しかし、これこそまさにAmbiguity(あいまいさ)の実例ですね!? いや、どうも失礼しました。(<Q>)←私製「ゴメンナサイマーク」

yu_OKWave
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます!Ambiguityのポイントは両義性というよりも「あいまいである」方ですね。理解しました。ありがとうございました。 実は、この用語に疑問を持ちましたのは、哲学の本を読んでいてのことだったのですが、次の様な事例がAntinomyの関係とされていました。どちらも成り立たないので、Antinomyというわけです。 → 宇宙は時間的に無限か?有限か? 無限の場合 … 始まりがないので、終わりがないだけでなく、その途中である現在もないことになる。 → 成り立たない。有限の場合 … 宇宙が始まる前は時間が止まっている状態なので、宇宙が始まれないことになる。 → 成り立たない。 ご提示いただいた例は、自分が犠牲になるか?家族が犠牲になるか?という「トロッコ問題」で、「どちらも成り立たない」というよりも、「どちらも決め兼ねる」問題で、少しニュアンスが異なります。難しいですね。。。

yu_OKWave
質問者

補足

何度も申し訳ありません。結局、次の様に考えてもよろしいでしょうか?→ Antinomyには「論理的に」対立する場合と「倫理的に」対立する場合の両方のケースがある。そして論理的に対立する場合はParadox、倫理的/感情的に対立する場合はAmbivalentとも言える … 合ってますでしょうか??よろしくお願い致します。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10010/12522)
回答No.2

「補足コメント」を拝見しました。 >もし、可能でしたら … 例を挙げて頂くことは出来ないでしょうか? ⇒了承しました。 適切な例かどうか分かりませんが、以下のとおりです。 ☆Antinomy「二律背反」(自家撞着・自己矛盾)の例 He fell into a situation of antinomy (self-contradiction) in which he had to sacrifice his family to save himself and to sacrifice him to save his family. 彼は、自分が助かるためには家族を犠牲にしなければならず、家族を救うためには自分が犠牲にならなければならないという、いわば二律背反の状況に陥った。 ☆Ambiguity「両義性・多義性」の例 The expression "I love B over A" has so-called ambiguity. Because it can mean "I love A, but I do love B more than A." or "I love B, more than B loves A." 「私はAよりBを愛する」という表現には、いわゆる両義性がある。なぜなら、それは「私はAを愛するが、それよりもっとBを愛する」という意味と、「BはAを愛するが、私はそれ以上にBを愛する」ということを表し得るからである。

yu_OKWave
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます! ひとつ確認ですが … 「BはAを愛するが、私はそれ以上にBを愛する」 → 「AもBを愛するが、私はそれ以上にBを愛する」 でしたか?よろしくお願い致します。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10010/12522)
回答No.1

>Antinomyは二律背反、Ambiguityは両義性などと訳されますが、 これらはどう異なるのでしょうか? ⇒以下のとおりお答えします。 ☆Antinomyの「二律背反」とは、《相互に対立し矛盾する内容(=「命題」)を同等の権利をもって主張されること》を言います。 anti-は「反対の」という意味の接頭辞で、‐nomyは「~学・法・支配」という意味の接尾辞です。つまり、Antinomyは、《anti「対立的」+nomy「支配(関係)」》の2語の合成によってできた(造語された)術語で、「二律背反」のほかに「二つの法則の対立、矛盾」などの意味合いも表す語として用いられます。 ☆Ambiguity「両義性」とは、《意味が幾つかに解釈されて、あいまいなこと》を言います。 ambigui-は「両側の、両面の」という意味の接頭辞で、-ityは「状態・性質」という意味の接尾辞です。つまり、Ambiguityは、《ambigui「両面の」+ity「性質(を持つ)」》の2語の合成によってできた(造語された)術語で、「両義性」のほかに「多義性、あいまいさ」などの意味合いも表す語として用いられます。 なお、以上の2つと似た語としてAmbivalenceというのがあって、これは「両意義性、両面価値」、すなわち、《相反する感情を同一対象に対して抱くこと》といった意味合いも表す語として用いられます。

yu_OKWave
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!

yu_OKWave
質問者

補足

もし、可能でしたら … 例を挙げて頂くことは出来ないでしょうか?よろしくお願い致します。

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