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RCラーメン構造で
はじめまして。 建築の設計を勉強しているのですが、基本的なことをお教えください。 RCのラーメン構造って柱と梁が出っ張りますよね。 これが建物の室内側にくると空間が狭くなるので、 壁を柱の内側に設けて、柱梁が外壁面に突出するような 形のものを考えているのですが、 こういった形の建物は一般的に多く建てられているのでしょうか? また、和室で部屋内に柱の出っ張りがある場合、タタミはどうなるのでしょうか? 切り欠くのが普通なんでしょうか?
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>壁を柱の内側に設けて、柱梁が外壁面に突出するような 現在では公共建築などで柱型、梁型が表に出るような 意匠が多くなっています。 低層集合住宅など、室内を広く取りたい場合は壁式の方が 納まりもいいのではないでしょうか。 >和室で部屋内に柱の出っ張りがある場合 切り欠く場合もありますし、柱型のラインで縁甲板を 張って板の間を作ることもあります。
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こういった形の建物は一般的に多く建てられているのでしょうか? 多く建てられています。特殊建築物に属するものに多いです。(例、美術館など、内部に、柱や梁が出てくると美術品の鑑賞に影響を与えるので、内壁は、フラットにすることが多いです。) 切り欠くのが普通なんでしょうか? 一般住宅の場合はきりかかず、残った床面を適当に6畳とかに畳の方で合わせます。(ですから6畳の面積は無く、6枚の畳がある) 和室中心で床の間がある場合などは、切りかきます。床の間などには、江戸キクといって昔ながらの在来工法の寸法がありますので、畳を切って調整することになります。大学では、木造をやりませんから、キクは先生は知らないでしょう。 実際に、該当するような建物は、10棟ほど作りました。 が、いずれも、コストアップにつながりますね。 現在、一般的に見る工法は、コスト中心設計と思ってください。RCは、自由度が高いですので、どんな形も出来ますよ。
柱の芯と壁の芯が一致する、すなわち内側にも外側にも柱が飛び出すような構造はありますよ。学校建築などはよくこうなっています。構造計算上はこの方が芯が一致しているのでやりやすいと思います。 でも外観をきれいに見せるために柱面と外壁面を一致させてサーフェイスに柱形を出さないものも多くあります。商店建築などはこちらが多いのでは? 質問のような内側の面に合わせるというのはあまり見かけませんね。 どうせ内部の柱に対してはこのような処理はできませんので。 また構造上重要なのは壁よりも柱ですので、通常柱の位置を決めてから壁を決めるので、柱の内側に壁を持ってくると実際の面積が小さくなります。 第2の質問にある、屋内に柱が出ている場合は、その部分に板の間などを設けて畳を切り欠かないように一般的だと思います。