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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:福島原発原子炉建屋の構造は?)

福島原発原子炉建屋の構造は?

このQ&Aのポイント
  • 福島原発の一号機、二号機の建屋の構造について質問です。
  • 一号機の写真から見ると「SRC=鉄骨鉄筋コンクリート造」のようにも見えますが、妙にスパンが短く、壁も厚さ1mもなく見えます。
  • 二号機の残骸は一号機とは異なる様相で、柱梁さえもなく細い鉄骨のみがぐちゃぐちゃです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#252929
noname#252929
回答No.3

福島原発ではありませんが、原子力発電所の建屋と格納容器の中には建設中に入った事があります。 >コンクリートは厚いのに鉄筋は少ない、という変な状態だったのでしょうか?。 さらに2号機の残骸は1号機とまったく様相が異なり、柱梁さえもなく細い鉄骨のみがぐちゃぐちゃになっているのはなぜでしょうか?。2号機は構造が別(S造=鉄骨造)なのでしょうか?。 違います。 吹き飛んだ水色の柄模様の部分は、「鉄骨サイディング張り」だけの部分です。 原子炉建屋本体は吹き飛んでも居ませんし、あの地震ですからひびは入って居る様ですが、崩壊には至って居ません。 上部は燃料棒の入れ替えなどが必要ですので、そもそもそんな大がかりな物の中には入って居ません。 頭の少しだけあの吹き飛んだ所に出ている構造です。 内部がめちゃめちゃなのは躯体が崩壊した訳じゃありません。ラック類が衝撃で落ちたと言う状態でしょう。 配管などは躯体のコンクリートに埋めてある訳じゃなく、壁を這わせていますからね。 (躯体のいろんな所に口を開けて配管を通していたのではどうっしようもないですからね。) 良く映像で出るのが吹き飛んだ上部ですが、躯体の本体は地面の中に埋まって居ます。 ですので、原発を作る時は、めちゃめちゃ大きな深い穴を掘って、そこに建屋を作って周りを埋めているんですよ。 出来るだけ地面の中に入れたほうが、何かあった時も、少しでも危険は少なくできますからね。

pasocom
質問者

お礼

非常に貴重な情報をありがとうございます。 >吹き飛んだ水色の柄模様の部分は、「鉄骨サイディング張り」だけの部分。 「サイディング張り」ということは、メイン構造は私の推測通りS造(鉄骨造)ということですね。どうもそんな風に見えますものね。 そうであれば、「水素爆発」などでなく「プロパンガス爆発」でもあの程度には崩壊しますね。どうしてあれを「厚さ1mのコンクリート壁が崩壊」などと大げさに報道するのでしょう?。 もっとも、建築構造などわかりもしない文系記者が適当に書いてるんでしょうけど、ひどい話ですね。

pasocom
質問者

補足

質問後、自分で原子炉建屋の設計図のようなものはないかと探したところ、下記サイト中段部のような断面図を見つけました。 http://www.nsc.go.jp/hakusyo/hakusho07/020101-1.htm これをみると皆様が回答下さったように、下部は厚いコンクリート壁、上部はラーメン構造に薄い壁を貼り付けたような構造が見て取れます。 従ってご指摘のように「吹き飛んだのは上部の軽い構造物の部分」であって「厚さ1mのコンクリート壁部分」では無いことがわかりました。 マスコミの記事などと言うのはこんな程度かと改めてあきれます。やはり自分の目で疑問を持って考えることが重要だと再認識させられました。 皆様どうもありがとうございました。この場を借りて3人様にお礼を申し上げます。

その他の回答 (2)

回答No.2

>それにしちゃおそまつだ・・・・。 >と疑問が尽きません。 吹っ飛んだ部分は、格納容器の上の部分の、核燃料プールがある「燃料交換用スペースの覆い」です。 この部分は「お粗末じゃないと困る」のです。下手に頑丈に作ってしまうと被害が大幅に拡大します。 ぶっちゃけ「風雨がしのげれば良いだけのカバー」みたいなモンなので、水素爆発で吹っ飛んでも当然の、お粗末な物で充分なんです。 以下の画像で、プールの上の部分に「めっちゃ薄い壁の覆い」が描かれていますよね。 http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/blog/images/2011/03/29/tky201103150535.jpg 吹っ飛んだのは、この「覆いだけ」なのです。 と言うか、下手に「覆い」を頑丈にしてしまうと、水素爆発が起きた時に、爆圧が上や横に逃げず、下部の建屋本体部分や格納容器を損傷してしまいます。 なので「ワザと簡単に吹っ飛ぶようになっていて、下手に頑丈だと困る」のです。 今回は、上や横にキレイに吹っ飛んでくれたおかげで、格納容器が無事で、格納容器を取り囲む建屋本体(プールから下の部分)もほぼ無事なのです(その後に火災が起きたのは困りますが) >2号機の残骸は1号機とまったく様相が異なり、柱梁さえもなく細い鉄骨のみがぐちゃぐちゃになっているのはなぜでしょうか? 鉄骨がぐちゃぐちゃになったのは火災の高温ではないでしょうか?

pasocom
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 まず、私の疑問である原子炉建屋はどんな構造であるか、はいかがでしょうか?。 S造、RC造、SRC造、の一体どれでしょう?。 >なので「ワザと簡単に吹っ飛ぶようになっていて、下手に頑丈だと困る」 #1様と同じ主旨のご説明で分かり易いです。 爆発威力を拡散するするために構造耐力をわざと弱くしておく、という論法はとても納得できます。プロパンボンベなどの建屋はそのように設計しますので。 だとすれば「厚さ1mのコンクリート壁」とは何なんでしょう?。本当にそんな厚みがあったのでしょうか?。本当ならとても「壊れやすい構造」とは思えません。 また3号機(質問文で「2号機」と書きましたが、3号機の誤りのようです)の残骸写真は確かに「鉄骨が火災の高温で溶けた」とも思われますが、一方1号機の方はそのような鉄骨はまったく見受けられないのはなぜでしょうか?。しっかりしたコンクリート構造が残っているように見えるのですが。

noname#144057
noname#144057
回答No.1

建屋の壁の強度についてですが、あれは実は、上半分と下半分では180度違う方針で決定されています。 下半分の、原子炉格納容器を囲んでいる部分は、「横から飛行機が突っ込んでも壊れない」ように、2m厚のコンクリートで作ってあると言われました。 逆に、上半分は、今回のような爆発事故があった時、その爆圧を外に逃がして内部の施設を守るために、わざと「吹き飛ぶ」ように作ってあります。 ま、今回は、思惑が外れまくりで、下部構造まで壊れるわ、上部は設計通り吹き飛んだけど結局内部の施設も壊れちゃったわで惨憺たる有様ですが。

pasocom
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 まず、私の疑問である原子炉建屋はどんな構造であるか、はいかがでしょうか?。 S造、RC造、SRC造、の一体どれでしょう?。 爆発威力を拡散するするために構造耐力をわざと弱くしておく、という論法はとても納得できます。プロパンボンベなどの建屋はそのように設計しますので。 だとすれば「厚さ1mのコンクリート壁」とは何なんでしょう?。本当にそんな厚みがあったのでしょうか?。本当ならとても「壊れやすい構造」とは思えません。