400V特殊かご形誘導電動機が2Eリレー欠相表示で停止します
当初は20秒程度は回転しました。
リアクトル始動で、2つ目のMCがメークする前に欠相動作します。
本当に欠相の場合は、始動しないと聞いたことがあります。
欠相表示の原因の調査方針をご教示下さい。
定格110kW 215A
負荷は揚水ポンプ(手で回せる程度に軽いです)
状況)
2Eリレーと、2Eリレーへのカレント・コンバータは良品と交換しました。
電動機本体の巻き線抵抗は、三相とも0.03Ωでした(5%rdg 6dgtの抵抗計)。
盤据付の2CT形電流計での三相電流(欠相表示までのわずかの間ですが)は
500A-350A-500A程度です。
制御盤出口での、無負荷線間電圧は405V-404V-405Vです(直接測定)。
再度、調査のために運転した結果は次の通りです。
このときは、1つ目のMCがメークして1秒程度で欠相表示しました。
電動機は、わずかですが回転しました。
電圧
各230V程度:デジタル計3つで測定
電流をクランプ3つで測定
650A:負荷線、デジタル計
630A:CT二次側測定値から換算、デジタル計
420A:同上の換算、アナログ計
欠相感度35%は±10%なので、420Aは欠相もやむなしかと思います。
この値だけ、アナログ計なので、デジタル計との表示特性の違いとかあるのでしょうか?
助言を頂きたいこと
1)
原因究明のためには、あと何が出来るでしょうか。
2)
欠相要素をH(35%)からL(65%)にして始動した場合に発生しうる影響は
どういうものでしょうか。
2Eリレーの過負荷要素は on 。
300/5のCTで、14A-30秒の設定にしてあります(納入業者の初期設定)。
なので
欠相で始動に失敗しても、過負荷要素での保護が間に合えば、
最悪、電動機焼損をのがれられないものだろうか、
などと考えてもいます。
もちろん、メーカにも問い合わせ中ですが、
質問するにしても、善後策を投げかけるにしても
手詰まりの状態です。
皆様のお力を拝借したく、お願い致します。
お礼
ありがとう どういう意味ですか?