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香港の今後の運命は香港の財閥の動向で決まると言われ
香港の今後の運命は香港の財閥の動向で決まると言われています。 香港にはどういう財閥がいるのですか?
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なんでこの質問が中国語カテなのかわかりませんがとりあえず回答します。 > 香港の今後の運命は香港の財閥の動向で決まると言われています。 出典を明らかにして欲しいです。なんとなく10年以上前の香港のイメージで言っている様な気がします。 香港は1997年の中国返還後もしばらくは東アジアの金融商業基地と急成長する中国と西側自由権の橋渡しとして潤って来ました。世界にとっても中国にとっても大事な役割。でも同じイメージで今の香港を見る金融・経済界の人は少ないと思います。かつては台湾から中国に行こうとすると必ず香港を経由する必要があったし、日本からハイテク・製造の中心地深センに行く時には香港を経由する必要がありましたが、今では台湾から中国の主要都市に直通で行けるし、長らく規制されていた中国から台湾へも訪問できる様になりました(今は政治的な理由で個人レベルの訪問が禁止されていますが)。日本から深センへの直行便もあり、香港から深センへは中国の高速鉄道で20分弱で行ける様にもなり、香港を経由して滞在する理由がなくなりました。香港経由で深センに入ると旧態依然としたかつての大都市香港から世界最先端のハイテク都市に生まれ変わった大都会深センを目の当たりにしてカルチャーショックを受けるし、そこにいる中国人も、深センとビジネスをする日本や西欧の企業人も香港が間に入る必然性をもはや口にしません。こう言う状況で東南アジアやインドが急成長する中でかつての香港の金融・商業拠点の役割はどんどんシンガポールに移っているし、中国の経済は上海、ハイテク・製造の中心は深センとその周辺になっています。一方、香港には情報の自由があって、中国では規制されているインターネットのアクセスが香港では自由にできるのですが、実は中国でも多くの人がVPNで規制を逃れて自由権の情報にアクセスしています。中国では反乱分子だけでなく軽犯罪もそこら中に設置されたカメラとAIの画像認識で監視されてちょっとでも不信があると警察当局に目をつけられるし、Alibabaががやっている芝麻信用でネット上の素行が個人個人の信用ポイントとして利用されていて息苦しさを感じますが、ここ10年で随分と治安とマナーが良くなって良い面もあるのは事実。香港最大のテレビ放送で日本で言えばNHKみたいな立場のTVBは報道が中国よりだし、香港の国際的な英字新聞チャイナ・モーニングポストは中国のAlibabaに買収された中国資本で、すでに中国化が止められない状況にあると思っていました。そう言う状況を見聞きすると、第三者的にはどっちみち将来一国二制度がなくなるのだから中国の成長にのるのも香港にとって悪く無いんじゃ無いかと言う気も正直していました。ところが今回、3ヶ月も沈静化しない大規模なデモを見て、経済発展やお金よりも自由が欲しいと言う香港市民の強い心の声を聞いた気がします。そういう背景や実態を見る限り、弱体化しつつある香港の資本が市民の心の声を変える様な気がしません。
お礼
みんなありがとう