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不思議な海岸
この間の休日に九十九里浜に面している殿下海水浴場に遊びに行きました。 海に入ると、奥に進むに連れて次第に深くなるのですが、途中ものすごく浅くなりました。途中まではだんだん深くなり、お腹のあたりまで水が浸かるのですが、そこから先に行くと急に浅くなり膝下くらいの深さになりました。更に進むと急に深くなり、ライフセーバーの人が奥へ行かないよう見張っています。 一瞬浅くなるのはこの海岸の特徴でしょうか。それとも安全のため人工的に砂を積み上げたのでしょうか。
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>一瞬浅くなるのはこの海岸の特徴でしょうか。それとも安全のため人工的に砂を積み上げたのでしょうか。 人工的なものではありません。 九十九里の特徴と言えば言えますが別段珍しい現象ではありません。 海岸の砂というのは元々河川で出来たものが海に流れ込み潮の流れで蓄積されたものです。 海岸付近の潮の流れには海岸に押し寄せる流れだけではなく海岸から遠ざかる離岸流という流れと海岸沿いに流れる流れがあります。 更に潮の干満によって起きる流れもあります。 これ等の流れの強弱や組み合わせで海底に蓄積される砂の量が変わります。 一方で蓄積された砂によっても流れが変わります。 同じように海岸の陸地の影響もあります。 九十九里の砂は主に夷隅川や利根川から供給されたものです。 九十九里は犬吠埼と太東崎の間で弓なりに内陸部へ入り込んだような地形をしています。 この地形のお陰で沖合を流れる海流によって砂が流されることなく蓄積されて遠浅の海岸になりました。 最近河川のダムが発達して砂が海に流れ込まなくなり海岸の砂が削り取られるという現象が全国で起きています。 有名なものとしては三保の松原があります。 安部川に多数のダムが設けられた結果砂が供給されなくなり三保の松原を形成していた砂浜が消えてしまうという現象が起きています。 徳島県では鳴門大橋の橋脚で潮の流れが変わり鳴門市の海岸が削り取られています。
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- suiton
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波浪によって形成された地形で、砂浜海岸では良く見られる地形です。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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波や海流の力を侮ってはいけない。 人工的に砂を入れても数日で流されてしまいます、水深の変化は自然が作った物です。
- gongorogon
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こういう経験はありませんが、もしかしたら地形による波の影響ではないでしょうか。離岸流というものがあるくらいですから、引き潮による砂の吹き溜まりができても不思議ではないですね。