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マシニング ドリル 負荷について教えてください
- マシニング横型において同条件でドリル加工をする場合にG83よりもG81の方が1ストロークあたりの切り込んでいく時間が長いから負荷が大きく製品を押してしまうと言われました。
- ちょこちょこG83で切り込んで行く方が負荷が少ないという事らしいです。
- 自分は常に刃で切り進んでいるため負荷はG81もG83も同じ負荷ではないかと考えていますし、むしろG83の方が何度も切り込んでいく瞬間に負荷が高まるので良くないと思っています。
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>>動いてしまうなら要因はG81G83以外にあるような気がします ああ、ワークが加工負荷に負けて変形云々(穴形状等の不良)ではなく、純粋に動いてしまったのですか。その場合はジグの構造かクランプ機構か、その辺りが悪い可能性が高いですね。 ただこの辺りも結局加工負荷の影響であるのは間違いなく、抜本的な解決が難しいので『当座は』G83で対応するというのであれば適切だと思います。 ただ原理や理屈、根本原因を考えずに盲目的にG83を選択しているのであれば、それはあまりいい傾向ではありませんね。
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- hahaha8635
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ドリル各面の名称 https://www.tetras.uitec.jeed.or.jp/files/news/2016/concours/kaicho_1-19.pdf 刃先から1番の角は 1回回転0.1程度のテーパーになっています それを超えると 2番が当たり切れません=切削抵抗が増えて ドリルが明後日の方向に見買うだけ 2番に当たらなければ81も83も同じ切削油の効果は無視してます 超えると81は累積していき 83は戻るときに開放されます
- HikaruSai-2018
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基本的にどちらの固定サイクルでもワークが動くのは固定の不良か、切削条件の不一致か、ドリルの異常だと思います 基本的にG81で可能ならG81の方がメリットが在ると考えます G83はキリコが繋がる、クーラント奥まで届かない等仕方ないときの方法だと思います G83デメリット 1、繰り返される食い付き→切削抵抗の変化の繰り返し→切り込みがゼロから最大を繰り返す→擦りが発生→寿命が短くなる 2、往復に寄る穴の擦れによる粗度の低下 うちでは最近は直径/穴深さ=20でもG81で行ける工具が有りますのでG83は使わなくなりました
- kon555
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切削加工の負荷に関連するのは加工具と母材だけでなく、切削屑(切粉)も大きな要素になってきます。 切削加工とは、「母材を加工する」行為とも言えますが、それは同時に「切削屑を削りだす行為」でもあるわけです。 G81で一度に突っ切っていくと、切削屑は長く繋がったり穴から逃げられなかったりと抵抗を増大させる方向に働きます。また刃先と噛みこんでのチッピング等も起こしやすくなり、更に1度の加工時間が長くなると熱の問題も出てきます。 G83の場合、ドリルを一端抜くので切削屑が排出されやすく、また繋がっていた切削屑は一端切られます。穴の中もクーラントで洗われますし、ドリルも母材も冷却されます。 このような理屈でG83の方が負荷が少ないし、切削屑の排出が問題になりやすい深穴等にはG83が使用されます。
補足
ご回答ありがとうございます。 説明不足で申し訳ありません 社内で『G81で加工物が動いてしまうということがあった』と言われて皆が2Dくらい深さの場合でも動いてしまう怖さからG83でQを細かくして使うようになってしまいました 動いてしまうなら要因はG81G83以外にあるような気がします ご教授よろしくお願いいたします。