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なぜ利下げされると株が上がるのですか?
なぜ利下げされると株が上がるのですか? FOMC米連邦公開市場委員会で利下げが確実と報道されるとアメリカ株が上がりました。
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今回のFRBによる利下げは通常の金融経済の動きと違って異常でした。簡単に言うとトランプの一人芝居に踊らされている。異例の状態で専門家も動きにくかったと思います。アメリカは中国との貿易戦争がある物の景気指数は良好でむしろ経済加熱が懸念される状況。本来であればバブルを警戒して利上げを考えなければいけない状況でした。ところがトランプはドル安が進めば輸出が促進されると考えているようで、景気過熱、バブル崩壊の心配など考えずにFRBのパウエル議長の解任をほのめかしながら利下げ圧力をかけました。それに屈した形でパウエル議長も利下げに言及し始めたのですが、経済と連動しない利下げをほのめかされても半信半疑で市場はそれに従いませんでした。そこに本当に利下げが起こったのですがパウエル議長は今後の利下げは当面無いとの発表をし、今回の利下げが景気後退局面でなくむしろトランプに強制されたやむを得ない物だったことを印象づけました。結果として株式投資熱は下がらず、逆に通常だったら円高に進むはずが円売りと株式市場へのお金の流れを作りました。そこにきてトランプが利下げ幅が不十分で今後も利下げが続くとパウエルを批判しつつ圧力をかけ、追いかけるように中国への大規模追加制裁を発表し、結果株式市場が落ち込むと同時に円高が進んでいます。 株価が下がって景気が悪化すれば来年の大統領選に不利になるはずですが、対中関税カードは自分の指先一つでOn/Offできると思っていると思います。今の株価下落傾向を維持できればさらなる利下げを誘導して対中関税を適宜緩めながら景気をこれまでにない好況に持って行こうとしているのでしょう。 アメリカはもはや自由経済の国じゃなく独裁者による統制経済の国みたいです。
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- ichikawa2017
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平たく言えば世の中に出回るお金が増えて企業の業績が良くなって株価が上がるということです。 FOMC米連邦公開市場委員会が利子を下げたというのはアメリカの市中銀行と12行ある連邦準備銀行との間での利子を下げたということです。 日本で言えば市中銀行と日銀との間での利子を下げたことに相当します。 この利子が下がれば市中銀行が企業や個人に貸し出する際の利子が下がります。 借り入れる企業や個人にとっては利子の負担が軽くなります。 利子の負担が軽くなった分だけ製品の販売価格を値下げしたり従業員に支払う給与を増やすことができます。 消費者も利子の負担が軽くなった分住宅ローンなどの返済が楽になり消費に回すことができるようになります。 結果として市中に出回るお金が増えて消費や設備投資などが盛んになります。 この分企業の業績が良くなり企業の評価である株価が上がります。 銀行へ預け入れて手に入る利子よりも株の値上がりで得られる利益の方が大きくなり盛んに株が買われるようになり株価が更にあがります。 (FMOCが利子を下げていますのでそれに応じて預金金利(利子)も下がっています) この他にアメリカの銀行にドルで預金して得られる利子よりもアメリカの銀行よりも高い利子を払う国の銀行へその国の通貨で預金する方がより多くの利子が得られることになりますのでアメリカのドルよりも他の国の通貨の方が高くなることがあります。 こうなると、相対的にアメリカのドルが安くなりますのでアメリカの商品が相対的に安くなり輸出が増えます。 これによってアメリカの企業の業績が良くなったり量産するための設備投資が増えてアメリカ国内の株価が上がります。
借金して株で投機してる奴らがたくさん金を借りやすくなるからです。
利下げされると株が上がるなんて理屈はない。 ただの偶然。
お礼
みんなありがとう