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今日の金価格が下がってるのは
今日、金の価格が夕方ごろから結構下がりましたが、なぜなのでしょうか? 三菱マテリアルHPをみると 「9月21日の金は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)が発表した声明文にて、積極的な金融緩和策が提示されなかったことで失望売りが広がった。」 とあったのですが、金融緩和政策が提示されないとなぜ売りになるのでしょうか? よろしくお願いします。
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まず金融政策や経済指標に対する相場の反応は状況次第でまったく逆になることがよくあります。 今回の声明のなかで発表された「オペレーション・ツイスト」と呼ばれる手法は「長期金利の低下」につながりますので、通常金(きん)には上げ材料です。 しかし、事前の予想で確実視されていたのでいわゆる「織り込み済み」の内容でした。 このような場合は「うわさで買って事実で売る」となりやすく、「上げ材料なのに下げる」ということが起こります。 市場は「織り込み済み」の政策ではなくて「サプライズ」を期待していたわけです。 たとえば「QE3(量的金融緩和第3弾)でさらに長期金利を積極的に下げていく」などです。 QE3はドルの流動性をさらに高めますので、過剰流動性が再び商品市場を押し上げるという期待もあります。 ---------- ただし、相場は複合的要因で動くので、あくまでこれも一要素にしか過ぎません。 ほかの要素の一例としては、 金(きん)にも当然短期的な投機資金がたくさん流れ込んでいると考えられますので、株式市場などが急激な調整に見舞われたりすると、資金確保のために「含み益のある金(きん)をやむを得ず換金売りする」というような動きが出たりします。 これなどは金のファンダメンタルズとは無関係です。 ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
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- TEOS
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私は、金はしばらく保有しておいても良いと思います。 多少のガタツキがありますが、金の価格は上がっていきます。 判らないのは、プラチナの価格を読む方が難しい。 現在、金より安いはずです。 どちらに転ぶでしょう?
お礼
そうですね。僕も同意見です。 今回下がってたので買い増そうかと迷ってて。 プラチナは全く分かりません、どうなんでしょうね~ ご回答ありがとうございます。
あくまでも私なりの分析ですが…。 FRBは以前からすでにアメリカ国内における金融緩和策を実施しています。そして、今回のFOMCにおいて市場関係者は、さらなる景気刺激策を打ち出すだろうと期待していたが、結果的には追加緩和策は提示されなかった。 この追加緩和策が示されなかったことが、おそらく市場関係者からは「万策が尽きた」という風に受け止められ、それによって投資家マインドが冷え込むことに対する警戒感から金が売られたものと思われます。 ちなみに為替市場では同じ時間帯に、米ドルに対して、スイスフランを除くすべての通貨が売られて下落しました。スイスフランに関しては、スイス中央銀行が無制限介入を宣言したことに対する警戒感が強いこともあって、スイスフランが下落しないのです。 リーマンショックの時もそうでしたが、一般的に、金融市場に強い不安感が広がると米ドルが買われる傾向にあるようです。
お礼
なかなか難しいですね。 確かにもう、手がなくなってますよね。 今日見たらもっと下がっててさらに驚きました。 なるほど、なんだかんだでドルに集まりやすいんですね。 ご回答リガとうございます。
お礼
「うわさで買って事実で売る」ですか~ なるほど! 他にもいろんな理由があるんですね! ご回答リガとうございます。