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「仕事がないから家がない」「家がないから仕事がない」では堂々巡りではありませんか?
◆http://www.yomiuri.co.jp/zoomup/zo_07072501.htm◆ たまたま読んでいた読売新聞の夕刊記事にこのような記事がありました。 この記事には、 >住所不定という弱い立場では職探しも思うに任せない とありますが、これでは「仕事がないから家がない」「家がないから仕事がない」の悪循環というか、堂々巡りではありませんか? ネットカフェ難民は最近の報道で注目されたことですが、それ以前にもホームレスやフリーターなどといった形態で社会問題視されていたわけですし、仮にこのような生活を抜け出そうとしている方々も多いはずなのに、なぜ国はその対応を取らなかったのでしょうか? 憲法にも第27条で「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」と書かれていますし、同じく第25条に「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」と明記されている面でも、国家として何らかの対応を取るべきではなかったのでしょうか? それとも、これらの実態に全然気づかなかったとでも?
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質問者が選んだベストアンサー
本当に不遇な境遇に追いやられているネット難民はごく一部です。 頼るべき親や親族がなく、カラダも頑健ではなく、就職に失敗した という人も中にはいるでしょう。しかしそれはホンの一部なんです。 多くのネット難民は、定職に就こうとしないか、もしくはほとんど 採用の見込みがない職業にしがみついている人たちです。たとえば アニメーターになりたいなんて人たちですね。 実際には職がないなんてことはありません。たとえばファミレス の店長は地獄を見ているなんて話をご存知ですか? バイトが定着 しないのに 24 時間営業はやめられないから、店長がサービス残業を しながらお店を支えたりしています。このように、実際には働き手 が必要なのに、3Kだからといって敬遠されている職場はたくさん あるというのが実情です。 日本には職業選択の自由がありますから、ネット難民がどんな仕事 を希望しようと、極端に言えば働かないのも自由です。たしかに憲法は 勤労の義務をうたっていますが、強制労働はさせられません。 しかも、ネット難民とは勤労意欲を持たない人やあきらめの悪い人が ( たとえ消極的であっても )選んだ人生なのですから、本来的には 国家が関与する問題ではありません。また、仕事をしたくない人に 文化的で健康的な生活を送らせる必要もありません。 結局、ネット難民とはネットカフェのような施設が増えてから 現われた形態に過ぎません。職に就かず暮らしている人は昔から いくらでもいます。以前なら住むところがないと田舎に帰ったり 住み込みで働くしかなかったのが、ネットカフェのおかげで小さい ながらも自分のスペースが持てるようになったのです。そういう 意味では、ネット難民はむしろ、恵まれているのかもしれません。
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自治体が公営住宅を用意したら、「自由が無くなる」と言って入居を拒み公園に居座り続けたホームレスもいますから、一概に行政だけを責められないと思います。
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皆様ご返答いただきありがとうございました。 翌々考えましたが、やはり「自己の意思」でカフェ難民になったのだと解釈いたしました。 #2さんのご指摘にもあるように強制労働などないですし、#3の「楽なところに人は流れるもの」という言葉に尽きるものがありました。 良回答は2名を指名いたしましたが、そのほかの皆様の意見も参考になるものばかりでした。全員にポイントを差し上げたいぐらいですが大変恐縮です。 皆様ありがとうございました。
- penguin1979
- ベストアンサー率38% (69/179)
>なぜ国はその対応を取らなかったのでしょうか? 25日の日経新聞に「最低賃金見直しの視点」と題して記事が掲載されています。 その記事に回答につながる記載がありました。 「既婚の女性パートタイマーや若者には生活苦が無いとの認識があった。前者には夫の収入があり、後者には親の支援があり、政労使は充分に配慮していなかった」 上記の記事から私が思ったのは、行政は 「大人になれば定職に就いて働くのが当然であり、定職に就かない者や働かない者は想定外」 だったのではないかと思います。
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ご回答を賜りありがとうございました。 大変恐縮ではありますが詳しいお礼は最後の方で総括いたします。
- BluesHeart
- ベストアンサー率26% (155/576)
ネットカフェを定宿にしている人達の生活について報道がされたのも、最近のことだと思います。 実態調査もまだあまりなされていないのでしょうか? 彼らの勤労意欲についてのコメントも実態調査に基づくものではなさそうですね。 私もかつて住所不定・職業アリという生活になった時期がありましたが、かなり過酷です。また、就労のために住所を必要としていたことは今日の比ではありませんでしたから、なんとか四畳半一間トイレ汲み取りという部屋から始めました。(最近は風呂屋が減少して風呂付きアパートしかないのも問題?)なまじ生活できてしまうのも難しいトコロですね。 ただ個人レベルの意欲などだけが問題ではなく、この状態によって生ずる社会的現象にも目配りが必要かと思います。 江戸時代(特に初期)の江戸は出稼ぎの流入で男女比がアンバランスでした。そこで吉原という遊郭街の需要と、その存在をやむなしとする政府の判断があった、という研究結果が発表されています。 あるいは治安の低下、または災害時の対応などで余計な社会的コストがかかる、など放置しておけない臨界点があると思います。 どこかのシンクタンクがこのようなコストの試算をしていれば、わかりやすいのですが…。 (試算の結果、現状は放置しておくに如かず、なったのかも…?)
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- jamiru
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いつまでも日本に居座り続け故郷に帰らない不法滞在外国人と同じですね。 彼らには自分の故郷には家がありませんから。 家を棄てて入国してきましたからね。 元々不法入国ですから日本では住所不定です。 仕事もありません。堂々巡り。 まぁ帰る国すら無いのでここだけは違うとは思いますが。 ネット難民の先方にこういう連中が居るので果たしてどれほど救えるか。 対策をとれば、同じ立場の彼らも言い出しかねませんし。 難しいところですねぇ。 似たような連中がたくさん居ては行政も大変でしょう。 ネット難民は規模が大きくないですが、不法移民は桁が違いますからね。 あっという間に財政破綻します。
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- happy-handbag
- ベストアンサー率32% (196/595)
自らの選択での自己責任だと思います。 国や自治体が、そこまでケアするのも費用対効果があいません。 世の中、勝ち負けの2極化の解り易い社会がいいって郵政の選挙の 時に、有権者が選択しました結果です。 それに、視点を変えるだけで副業で月に20万は得られる世の中になってますんで、才覚のある人物にとっては与し易い社会だと。 質問者は、北九州の生活保護の事件は、どう見てますか? ネカフェ難民の方々は、まだ体が動くだけましです。 それに、人間関係で揉まれてないんで使い物にならないと思いますよ。 政治屋さんにしても、ネカフェ難民の問題は票にならないでしょう。 住所もないんじゃ、投票にも行けないですし。
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- tomy-D
- ベストアンサー率51% (14/27)
記事を読みました。 穿った見方をすれば、「ネットカフェを簡易宿泊所としてうまく利用してバイト暮らしをしていたが、ようやく親元に帰ることになった」というだけのことなのでは? フリーターが問題といっても、バブルの時代に「職業は、フリーのアルバイターです」と、正社員でなくても気楽に生活ができ、「夢を追いかけてる」などという言い訳が恥ずかしくなかったころの名残じゃないですか。 親元に帰れる奴は帰り、帰るとこがない奴は住み込みの働き口でも探せと言いたい。 国家の対応と言いますが、ぶらぶらとアルバイト暮らしをしていた人を正社員に採用する事を、企業に義務付ける事はできないでしょう。 政府がどんな対策を取っても楽なところに人は流れるものだと思います。
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- tooma37
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ネットカフェ難民ですが公的な調査をしていないからそれがどれほどの問題かすら認知していない、といった段階のようです。なんとも腰の重い話ですね。 フリーターに関しては年間25万人の常用雇用化を目標とし、2005年には20万人、2006年には22万人を達成しているようですね。ただ雇用数ばかりに捉われて賃金や正社員への昇格と言った待遇面の充実には余り力が割かれていない気もします。 ホームレス問題は国と言うよりは各都市が対応しています。対策がなされていない訳ではないようですが、アルコール依存症のホームレスが飲酒を理由に施設から追い出されるなど真剣とは言いがたい対応を耳にします。 総じて“やってはいるが充分ではない”という印象を受けます。腰の重い政治家、役人の尻を蹴るべく我々国民が奮起するしかないのでしょう。
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ご回答を賜りありがとうございました。 大変恐縮ではありますが詳しいお礼は最後の方で総括いたします。
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