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「起」の相反する意味について
2000年ほど前に書かれた医学書の『霊枢』の中に 『霊枢』五変「先立其年.以知其時.時高則起時下則殆」(時高ければ起ち、時下れば則ちあやうし)季節の気が盛んな時は病気は好転し、気が衰退する季節は病気が悪化する~「起」は癒えるの意味。 直後の文章「當年有衝通.其病必起」では「起」は病が発病するとの意味で書かれています。 通天という篇には「中氣不足.病不起也」と、文脈から治癒の意味になっています。 現代中国での用例でも、「起病」では治癒と記載されていますが(https://baike.baidu.com/item/%E8%B5%B7/10714410)、なぜ「起」に反対の解釈が同時にあるのでしょうか?お教えいただければうれしいです。
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- squaresfc
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回答No.2
いい忘れたが、https://baike.baidu.com/item/%E8%B5%B7%E7%97%85/1206277 によると 確かに「起病」にはその反対の意味を持つ。だから質問者さんの理解はたぶん間違ってないと。
- squaresfc
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回答No.1
難しい古文ですね。中国人の私でも理解しがたい。 バイドゥしてみたら、それは「反训」といって、古文や古代の言葉にはよくあることをわかった、というか思い出された。 具体的な説明は以下の文章を参考してください(全部中国語の文章ですが): https://www.xzbu.com/9/view-9400431.htm https://www.zhihu.com/question/58124556?sort=created https://www.xzbu.com/9/view-9393180.htm つまり、その言葉の意味が形成していくうちに、何らかの原因で自然と、反対の意味を生み出したわけですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。反訓という用い方があるのですね。初めて知りました。 サイニーでの唯一の反訓に関する論文「いわゆる反訓について」 http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/23438/ を読んでおおよその内容がわかりました。ご紹介いただいた情報やその他ネット上の情報をみましたが「起」や「病起」については書かれていませんでした。「古漢語字義反訓探微」という書籍が詳しいようなので取り寄せて読んでみます。