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意味があるのでしょうか?
テレビ報道を見ていて疑問に思うことがあります。 (ニュースワイドショーだからなのでしょうか)昨日は朝青龍について異常と思えるほど事細かな報道がありました。何時何分の航空機に乗り、何時何分にモンゴルに到着し・・・などです。精神の病といわれている人の周りを多くのマスコミが取り囲み、行動の逐一をメディアに流し・・・これって一体「誰向け」にやっているのでしょうか?全く時間のムダに思えてなりません。 同じように過去にはオウム真理教の一人ひとりの呼び名などや組織図も連日事細かに伝えられていましたが;そのときも同じように思いました。 取材したことを伝えたい、と思うのはわかりますがこれって必要???といつも疑問に思います。 もっと知らなくてはいけないこと(メディアが一般に伝えなくてはいけないこと)があるような気がします。 それぞれのニュース自体には興味はありますが、「付録」が多すぎるように感じます。視聴者(全ての、ではないことは理解しているつもりです)が必要としない周辺取材~報道に多くの時間を割くことに意味があるのでしょうか?
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>ニュースワイドショーだからなのでしょうか その通りです。この一言に尽きます。 朝青龍の動向を細部にわたって伝えているのは、ワイドショーです。ニュース番組では、その概略だけを報道しています。 ワイドショーは、報道番組ではなく、社会情報番組というカテゴリーに入ります。朝青龍の件に限らず、社会的な要請に乏しい芸能人のゴシップなどを執拗に追跡するのがワイドショーの習性です。そこに、客観的な報道の意義などは存在しません。 仮に生活情報を主にした構成に変えたら、それはワイドショーではないことになります。 朝青龍の件は、国技・大相撲の最高位である横綱の不祥事のため、マスコミが一斉に飛びつくだけのインパクトはありました。その時々にセンセーショナルな話題があると、そこに集中砲火を浴びせるがマスコミの習いです。 オウム真理教の件は、史上稀に見る凶悪事件だったので、ワイドショーで取り上げることにも社会的な意義がありました。誰も被害を受けていない朝青龍の件と同視はできません。 ただ、オウム真理教に関しては、取材ビデオの扱いをめぐってTBSが強い批判を受けた結果、ワイドショーの全てを打ち切ったということもありました。他局でも、やらせの問題で、昼のワイドショーを打つ切った経緯もありました。 ワイドショーが流す「どうでもいい」情報は、当然に視聴者に向けて発信しているのでしょう。テレビ局にとっては、視聴者のニーズがあるから、放送するという言い分になります。そこで、「流す方が悪いのか?それを見る方が悪いのか?」という水掛け論が昔からありました。 結局、民放はコマーシャリズムなので、視聴率が下がればスポンサーが降板して、ワイドショーは消えます。「くだらない」と思いながら見ていても、視聴者の1人であることに変わりはありません。 極論すれば、無意味で不要だと思われる情報を流す番組を見ないことが、結果的には番組の良質化につながると思います。
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- nobitaman
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ただの私見ですが、人間には野次馬魂があると思います。話題の人が具体的にどのような状態なのか知ると、その野次馬の欲求は満たされるのではないかと思います。ただし、その情報の氾濫が我々を巻き込んでしまうとも言えますね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 そうですねー。野次馬根性、私にもないわけではないですが、本題よりも野次馬部分が多すぎて、うんざりしてしまいます。できればそこを知りたい人は(伝えたい人も)週刊誌で・・・と思ってしまうのはわがままですね。逆に日本の普通のチャンネルにCNNみたいなものがあれば必要なときにそっちを見るのですが・・・
お礼
わかりやすい回答ありがとうございました。 昼間の時間帯のワイドショーは全く見ていないのですが、いわゆるプライムタイムのニュース系は芸能ネタがはぶかれているので「報道番組」としてみてしまいがちです。でもこの枠でも「どうでもいい」情報が入ってきているのでガッカリしてしまいます・・・。