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時間
ビッグバーン直後やブラックホールや素粒子や原子の世界では時間がないといわれてますが、どのようなことですか ? もしビッグバーン直後時間がなければ、いつまでも終わりなく、そのままで宇宙の晴れあがりもないのでは?
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時間が流れていると説明出来ない問題が生じるので、時間が無いという結論になるのでしょうね。 たとえば、ビッグバンやブラックホールの中では一般相対性理論によって時間が止まっているのと同じ状態なので、時間が無いと考えて良いわけです。素粒子や原子も光速度に近い速度で運動していれば、特殊相対性理論によって時間が止まっているのと同じです。 ビッグバン直後に時間が流れていると、インフレーション理論の説明が出来ないからでしょうね。ビッグバン直後はヒッグス粒子が存在しなかったので、重力が無かったと考えられています。重力が無ければ時間も無いわけです。重力があるとビッグバンが起こらずに宇宙全体がブラックホールになってしまいます。 時間の始まりがビッグバン直後よりも量子論的な遅れがあると考えないと、インフレーション理論が説明出来なかったのでしょうね。
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- OKWavexx
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たとえば空間軸での点の状態では存在はしますが大きさはありません 広がりを持てば大きさが存在します 同じように時間軸に広がる前には時間はありませんが広がりを持てば時間も存在します
- Nakay702
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>ビッグバーン直後やブラックホールや素粒子や原子の世界では時間がないといわれてますが、どのようなことですか ? ⇒「時間がない」のではなく、現代物理学・天文学に知識では「関知できない」ということらしいですよ。それもほんの一瞬の間、つまり、プランクタイム(ビッグバンの時点からマイナス44乗秒後まで)のことですが。 >もしビッグバーン直後時間がなければ、いつまでも終わりなく、そのままで宇宙の晴れあがりもないのでは? ⇒この場合も「時間がない」のではなく、「際限なくゼロに近い」というだけでしょう。 宇宙空間を有限の「4次元系」とすれば、宇宙は「時間×空間(質量)」で表されるそうですね。とすれば、宇宙(あるいは一定の系内)の時間は、その系内の質量で系全体を割った値になります。つまり、宇宙の時間は、宇宙全体の大きさに対してそこに含まれる質量の割合が大きいほど遅くなるということであり、その計算上の数値は「際限なくゼロに近づくことがあり得る」わけです。 なお、上では便宜上「質量」としましたが、厳密に言えば「エネルギー」です。ということは、高速で運動する系でも「時間は限りなくゼロに近づく」とされます。
- kuro804
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こんにちは 1秒の-44乗以降は時間があるようですよ! この時間直後がインフレーション、そしてその後ビッグバーンがあるということのようです。 この1秒の-44乗より前は量子論、相対論が成り立たないようですので未知です。 よって、この0秒から1秒の-44秒の間が時間がないと言えるのではないでしょうか。 また、インフレーション、ビッグバーンによる空間の拡張は光速をしのぐようです。 以上。